田村亮、舞台『リア王2025』“2日前降板”を謝罪 理由は音声障害「『声』をやられました」

俳優・田村亮(79)が4日、舞台『リア王2025』(4日~8日・三越劇場)を降板することを受け、書面で声明を発表。「突然の降板、本当に申し訳ございません」と謝罪した。

田村亮【写真:ENCOUNT編集部】
田村亮【写真:ENCOUNT編集部】

4日から上演の舞台、異例の2日前に発表

 俳優・田村亮(79)が4日、舞台『リア王2025』(4日~8日・三越劇場)を降板することを受け、書面で声明を発表。「突然の降板、本当に申し訳ございません」と謝罪した。

 舞台『リア王2025』は、横内正が主演・上演台本・演出を務め、4日~8日まで三越劇場で上演され、田村の降板は、2日に舞台の公式Xで発表。4日に開幕初日プレビュー公演が実施され、報道陣に田村のコメントが綴られた資料が配布された。

 田村は「三越劇場公演『リア王』、私、降板する事に決断いたしました。私のファンの方々はじめ、シェイクスピアの『リア王』を好きな方々。そして出演者、スタッフ、関係者の方々。とにかく、大変大勢の方々にご迷惑をおかけする事になり誠に申し訳ございません」と謝罪。「役者は『声』が命と言われますが、その『声』をやられました。充分に治療にはかかっておりますが九月四日の初日までに完治するとは考えられずに降板を決断いたしました。突然の降板、本当に申し訳ございません」と説明した。

 田村の降板に伴い、一部のキャストが変更に。田村が演じる予定だったケント伯爵役は瀬田吉史が務めることになり、「代役・瀬田吉史君はわたしと30年余り舞台を一緒に務めてまいりました俳優です。温かい目で見守っていただければ幸いです」と思いを伝えた。

 また、瀬田が演じる予定だったグロスターの従者ルーカスは蒼木龍、村人マーカスは潮見勇輝、蒼木が演じる予定だったコーンウォールの従者ロスは柚木涼汰、柚木が演じる予定だったコーンウォールの従者クリスは井上謙伸が務める。

『リア王2025』は、横内のほか、一色采子、大沢逸美、敷村珠夕、阿部快征、上仁樹、中丸新将、大鶴義丹、三浦浩一らがキャストに名を連ねている。

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