横山裕、24時間マラソンのゴールポーズに隠された“意味”「見えた瞬間思い出して」
SUPER EIGHTの横山裕(44)が8月31日、日本テレビ系『24時間テレビ48』(30日午後6時30分~31日午後8時54分)のチャリティーランナーとして105キロを完走後、同局系『Golden SixTONES』(日曜午後9時)に生出演した。事務所の後輩・SixTONESのメンバーたちを前に、その挑戦を振り返った。

酷暑の中で105キロを完走
SUPER EIGHTの横山裕(44)が8月31日、日本テレビ系『24時間テレビ48』(30日午後6時30分~31日午後8時54分)のチャリティーランナーとして105キロを完走後、同局系『Golden SixTONES』(日曜午後9時)に生出演した。事務所の後輩・SixTONESのメンバーたちを前に、その挑戦を振り返った。
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番組開始17分、横山は車いすに乗って姿を見せた。「偉そうで申し訳ない」と第一声。その後、SixTONESメンバーにサポートされながら立ち上がり、いすに座り直した。そして、走行距離105キロを完走した感想を問われ、実感を込めた。
「まじで完走できてうれしかった。やったらやれるっていうところを見せたかったから。オカンのこともあったし、弟たちにも協力してもらったから、絶対完走するって決めてたし、いろんな皆さんの思いを背負っていたから、本当に完走できて良かったです。ありがとうございます」
ゴールの瞬間、両手を高く挙げたシーンが映像で出ると「これ、(松村)北斗君が『マツケンサンバでゴールください』と言ったから」と告白。実際、SixTONESの松村が「マツケンサンバの『オーレ!』のポーズでゴールしてください」と冗談でお願いしていたといい、横山も「ゴールテープが見えた瞬間、(約束を)思い出して」と明かした。
そして、挑戦中の休憩地点で元TOKIOの城島茂SixTONESの森本慎太郎からの冷やし茶漬けの差し入れがあったことに触れ、感謝を口にした。
「本当においしかってん。リーダー(城島)と慎太郎、ありがとうございます。固形物が食べられへんから、合宿でも体重が落ちたり、足がつったり…。今回はリーダーと慎太郎がいろいろ調べて差し入れしてくれて、ありがたかったです」
一番つらかったタイミングを聞かれると、「午後の1時2時ごろですね。暑さよりも、先が見えなかったのがつらかったです。何で俺、『リーダー超える』とか言ったんやろうって」と回答した。横山が走った105キロは、2014年にチャリティーランナーとして城島が走った101キロの超えるために設定した距離で「めっちゃ、後悔しました」と振り返りつつ、「ホンマ言って良かったですし、やって良かったです」と言葉を繰り出した。
今、したいことについては「めちゃくちゃ、寝たいです」と明かした一方で、「明日、早朝から歯医者を入れちゃったの」と告白し、スタジオを騒然とさせた。
横山のチャリティーランナー起用の理由については、『24時間テレビ48』の総合プロデューサー・宮崎慶洋氏が「昨年はやす子さんが養護施設のために走ったので、24時間テレビ全体の活動の続きとして、子どものために走っていただける方を探していました。そんな中、日本テレビ系『人生で1番長かった日』で自身の過去や弟さんが養護施設で生活していたことを話す横山さんを見て、『相談してみたい』と思いました」と説明していた。
横山は家庭の経済環境が厳しく、弟たちが児童養護施設で生活した経験から、子どもの支援のために走ることを決意した。3歳の時に両親が離婚。5歳の時に母親が再婚し、横山に2人の弟ができた。そして、横山は家計の負担を減らすために中学を卒業後、建設会社に就職。工事現場で働きながら、ジャニーズJr.として活動していた。その頃、母親はがんが見つかり、入退院を繰り返すようになった。2度目の離婚もし、収入は激減。2人の弟は一時的に児童養護施設で暮らすことになり、母親は15年前に亡くなった。
そして、横山は酷暑の中でも105キロを走り切った。放送のフィナーレでは目的別募金「マラソン子ども支援募金」の金額が、昨年のやす子による「マラソン児童養護施設募金」の5億493万6310円を大きく上回る7億40万8600円となったことが紹介された。なお、横山の挑戦については、本日1日午後9時から放送の同局系『完全密着!横山裕24時間マラソンの裏側~子供たちのために走った真夏の挑戦!~』で、あらためて伝えられる。
