Hey!Say! JUMP、「即日卒業」の中島裕翔に触れずに7人で初パフォーマンス 結成18年で再出発
Hey!Say! JUMPが31日、東京・味の素スタジアムで開催された音楽イベントのa-nation2025に出演した。メンバーの中島裕翔が今月28日、卒業を発表。そして、同日をもってグループを離れる「即日卒業」で、Hey!Say! JUMPにとってはこの日が7人組での初ステージになった。

a-nationに初出演
Hey!Say! JUMPが31日、東京・味の素スタジアムで開催された音楽イベントのa-nation2025に出演した。メンバーの中島裕翔が今月28日、卒業を発表。そして、同日をもってグループを離れる「即日卒業」で、Hey!Say! JUMPにとってはこの日が7人組での初ステージになった。
日が暮れたスタジアムに、7人(山田涼介、知念侑李、有岡大貴、高木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太)が横並びで姿を見せた。他のアーティストも出演する「夏フェス」だが、多くのファンが集結。「Hey!Say! JUMP」「Hey!Say! JUMP」のコールを繰り返し、その瞬間を待っていた。
「みなさん、初めまして~」。メンバーはa-nation初出演のあいさつをし、『ウィークエンダー』を皮切りに元気いっぱいにパフォーマンスを繰り広げた。
4曲を終えた後のMCでは、八乙女が観客をあおってからトークを展開。中島のことには触れず、後半に入った。
7人はアイドルに徹し、会場を盛り上げ続けた。トロッコに乗って、ファンサービスを連発。「タオル、持ってますか~」と問いかけ、ファン以外の観客も巻き込んだ。
そして、『明日へのYELL』『eek!!』など7曲を歌い上げると、観客に手を振りステージを後にした。結局、中島のことには、一切触れることはなかった。
当初は中島も出演予定だったが、わずか3日前に異例の即日卒業。中島はその理由を「自分とは何なのかと考えた時に、自分にはお芝居に対する強い思いがありました。その思いがさらに確固たるものとなり、今後は自分の足で立って俳優を主軸に活動したいと決断いたしました」とし、「中途半端な思いで何かを残すのではなくここで卒業することにいたしました。それに伴い、31日に行われる『a-nation 2025』は欠席させていただくこととなります」と伝えていた。
グループは2007年9月24日に10人で結成され、同11月14日、『Ultra Music Power』でCDデビューした。これまで森本龍太郎と岡本圭人が離れており、3人目になった中島は「ありがたいことにその思いをメンバーも汲んでくれ、背中を押してくれて、この報告をするに至りました。大事な20周年に向けてグループが結束していく中で、最後までメンバーの優しさに甘えることになってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです」ともつづっていた。
※高木雄也の「高」の正式表記ははしごだか
