白石美帆と竹財輝之助が11年ぶりドラマ共演 『最後の鑑定人』で兄妹役、父の遺産巡り激突

俳優の白石美帆と竹財輝之助がフジテレビ系連続ドラマ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)の第8話に出演することが27日、発表された。2人の共演は11年ぶりとなる。

11年ぶりに共演する白石美帆【写真:(C)フジテレビ】
11年ぶりに共演する白石美帆【写真:(C)フジテレビ】

第8話は2通の遺言書の真偽を科学の力で解き明かす

 俳優の白石美帆と竹財輝之助がフジテレビ系連続ドラマ『最後の鑑定人』(水曜午後10時)の第8話に出演することが27日、発表された。2人の共演は11年ぶりとなる。

 今作は岩井圭也氏の同名小説を原作に、かつて“科捜研のエース”として活躍した藤木直人演じる主人公・土門誠が、科学捜査を武器に難事件に挑むサイエンス×ミステリー。

 第8話では、同じ日に書かれた2通の遺言書の真偽を科学の力で解き明かしていく。『西脇化研』の社長・西脇清蔵(高桑満)が亡くなったことから動き出す。顧問弁護士の相田(迫田孝也)は、清蔵の遺言書が2通存在することを確認。1通は長女・薫子(白石)に、もう1通は長男・康文(竹財)に会社の全株式を譲ると真逆の内容が記されていた。真偽を明らかにするため、相田は土門(藤木)に鑑定を依頼。筆跡や筆圧痕などを精査した結果、2通とも本物であることが判明し、遺産はきょうだいで等分されることとなる。しかしそこに、清蔵の娘を名乗る女性・春日由紀(松岡里英)が現れ、状況は一層混迷を極めていく。

 白石と竹財は、亡き父の遺産を巡って対立するきょうだい役を演じる。2人の共演は同局系『天誅~闇の仕置人~』(2014年)以来となる。白石が演じる薫子は、西脇化研の取締役で研究・開発を担う勝ち気なリケジョ。父の遺産を兄と等分することに納得できず、兄・康文と激しく対立する。同局制作の連ドラ出演も、『天誅~闇の仕置人~』以来11年ぶりとなる。

 一方、竹財が演じる康文は、MBAを取得しかつては商社で勤務していた経営感覚に優れた取締役。合理的な視点から会社経営に意見することが多く、妹との確執が深まっていく。今作でフジ系の連続ドラマ3クール連続出演となる。

 白石のコメントは下記の通り。

――ご自身の役柄をどのように演じましたか?

「藤澤薫子という女性は愛情深く育てられたリケジョ。強い女性であり人間味も深いので、傲慢な部分と繊細な一面を意識して演じました。昔ご一緒していた監督やスタッフさん、藤木直人さんはじめキャストのみなさんの温かいチームワークの良さに現場で助けていただきました」

――白石さんの思う『最後の鑑定人』の見どころを教えてください。

「愛され育ててくれた両親への想いとは裏腹に科学によって真実を知らされズタズタになっていく兄妹。そして、最後に解き明かされる真実もまた科学によって導かれていく。もしも最後の鑑定人に出会えていなかったら、という視点で見るとまた恐ろしいです」

 竹財のコメントは下記の通り。

――ご自身の役柄をどのように演じましたか?

「MBAを取得している優秀な人物で、冷静に会社を俯瞰して見ている経営者のイメージでした。妹と同じく、会社(家族)を思う気持ちが強い人です。撮影している期間がすごく濃密な時間でしたので終わった時は寂しかったです」

――竹財さんの思う『最後の鑑定人』の見どころを教えてください。

「故人の隠された事実や思いを土門先生たちに知らされた時の揺れ動く感情を大切に演じました。家族というものを考えるきっかけになればいいなと思いますので皆様に見ていただきたいです」

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