劇場版『鬼滅の刃』無限城編、興収280億円を突破 97年の『タイタニック』超えで歴代3位に
アニメ『鬼滅の刃』の最新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開中)の興行収入が25日、発表された。公開38日間で興行収入280億円を突破。1997年に公開された映画『タイタニック』超えを果たした。

『千と千尋の神隠し』に迫る勢い
アニメ『鬼滅の刃』の最新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開中)の興行収入が25日、発表された。公開38日間で興行収入280億円を突破。1997年に公開された映画『タイタニック』超えを果たした。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』は三部作として制作され、『第一章 猗窩座再来』が7月18日より公開中。公開3日間では日本歴代NO.1のスタートを切り、日本で公開された映画史上でオープニング成績、初日成績、単日成績という3つの記録を更新。公開から8日間で興行収入100億円を突破し、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)を超え、日本で公開された映画史上、最速で100億円を突破するという記録となっていた。前週には公開31日間で興行収入257億8265万6600円を記録したと発表。『アナと雪の女王』(2014年公開)の255億円を抜き、歴代4位にランクインした(いずれも興行通信社調べ)。
この日は公式Xが更新され「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来、公開38日間で観客動員1982万5555人(興行収入280億8769万4600円)と大変多くの方にご鑑賞頂きました。1回1回の上映と共に、舞台挨拶、じゃぱんつあーなど、本作を届ける様々な機会を頂戴し、心より御礼申し上げます」と発表された。
歴代興行収入ランキング1位は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年)の407.5億円。2位は『千と千尋の神隠し』(2001年)の316.8億円で、これまで3位は『タイタニック』(1997年)の277.7億円となっていたが、今回、劇場版『鬼滅の刃』無限城編が280億8769万4600円で塗り替える形となった。
『鬼滅の刃』は単行本全23巻で累計発行部数が1億5000万部を突破した同名漫画(集英社ジャンプ コミックス刊)が原作。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鬼になった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、“鬼殺隊”へ入隊することから物語は始まる。
