山田裕貴「色んなことを忘れてしまう」 学生時代の思い出や予約忘れ連発 既読スルーも「すごく多い」
俳優の山田裕貴が20日、都内で行われた主演映画『ベートーヴェン捏造』(9月12日公開)のプレミアムナイトイベント内の舞台あいさつに登壇した。プライベートの物忘れを告白した。

主演映画『ベートーヴェン捏造』のプレミアムナイトイベント
俳優の山田裕貴が20日、都内で行われた主演映画『ベートーヴェン捏造』(9月12日公開)のプレミアムナイトイベント内の舞台あいさつに登壇した。プライベートの物忘れを告白した。
同作にちなんで、捏造して消したい過去をたずねられて、山田はそもそも「色んなことを忘れてしまう」と告白。「例えば高校の地元の友達が『山ちゃん、こういうことあったよね』と言われたことも、まず、ほぼ覚えていない。もちろん友達のことは覚えてます」と話し、「例えば自分が整骨院の先生に『この日何時何分で予約お願いします』と言って、そこから連日撮影で日にちが開くと、けっこう忘れる確率が高い。『今日だったんだ』とか『あの人に連絡返してなかった』とか。既読したまんま、後で返そうと思ってその後返さないのがすごく多い」と語った。
メモしたりアプリで記録したりすればいいのではないかと助言を受けると、山田は「あぁ、そっか……」と声を漏らし、会場を笑わせた。「気づきました、今」と言いつつ、「そこまですることかな(笑)? 『いいかな』と思って日々過ごしてたら忘れちゃう」と繰り返した。
他方、同作は最先端技術を駆使し、現地に行かずに、都内でグリーンバックを使って撮影を敢行したことが話題に。山田は「いや、ウィーンで5か月」と捏造しつつ、「いち早くハリウッドの方式を採用した撮影の仕方だった」と振り返った。
共演の古田新太は「もう、海外ロケないよ……」と嘆き、「前、バカリちゃんのドラマもそれだったの。今回バカリちゃんの映画で、また同じやつで。スタジオ借りるの、高いらしいの。じゃ~、海外行っても良かったんじゃないの?」とぼやき。さらに「今日、ベートーヴェンじゃん。ドイツ人じゃん。明日俺、大阪城の役やるの」と振り幅の大きさで会場を驚かせた。
同イベントには、染谷将太、神尾楓珠、前田旺志郎、小澤征悦、小手伸也、野間口徹、関和亮監督も出席した。
同作は、かげはら史帆が手がける歴史ノンフィクション『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』をベースにした実写映画。19世紀・ウィーンで巻き起こる、秘書・シンドラー(山田)とベートーヴェン(古田)を中心とした音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫る。脚本はバカリズム。
