IMP.影山拓也、坂東玉三郎からの助言に大きな影響受ける「個人の俳優業でも意識しています」
IMP.の影山拓也が20日、都内で行われた主演舞台『星列車で行こう』記者会見に、松田悟志、松村龍之介、小波津亜廉、石井一孝と共に出席した。

主演舞台『星列車で行こう』記者会見
IMP.の影山拓也が20日、都内で行われた主演舞台『星列車で行こう』記者会見に、松田悟志、松村龍之介、小波津亜廉、石井一孝と共に出席した。
本作は、夜空を駆ける“幻の列車”を舞台に、人生の岐路に立つ人々が出会い、悩み、そして希望を見出していく姿を描いたオリジナルストーリー。脚本は小説家の真山仁、演出・補綴は坂東玉三郎が手がける。
初演は2024年に、京都・南座、名古屋・御園座にて上演され、多くの観客の心を掴んだ。影山は青年・太郎役を続投するが「再演が決まり本当に光栄です。今年は小波津さんも加わり、どんなストーリーが待っているのかワクワクします」と期待に胸を膨らませているという。
昨年の稽古、舞台中は演出の坂東玉三郎から多くの指導を受けたという影山は「稽古だけではなく、本番中も成長できた時間でした」と語ると「冷静になったとき『坂東玉三郎さんから指導されているんだ』と思えると震える感じがありました。たくさんの大切な言葉をいただき、自分のなかにしまってあるのですが、特に印象に残っているのが『ただセリフを言うのではなく、絵が見えてから発しなさい』という言葉です。その言葉は個人の俳優としてのお仕事でも意識しています」と大きな影響を受けていることを明かした。
そんな玉三郎と今年再会。影山は「去年1年間玉三郎さんとご一緒したことによって成長できたことを、今年さらにパワーアップした姿として見せられたら嬉しいです」と意気込むと「しっかり歌唱シーンも成長している姿を見せたいです」と語っていた。
座長として臨む舞台だが、影山は天然なところも多々見られるよう。闇バイトから逃げ出し「星列車」に迷い込む次郎役の松田は「舞台袖で何気ない会話をするのですが、いきなり本番中に影山さんが『松田さんって亀を飼っているんですよね。亀って何千年も生きるんですよね』って聞いてきたんです。そんなわけないじゃないですか」というエピソードを披露すると、影山は「でも鶴は千年、亀は万年って言うじゃないですか?」と反論。
登壇者から「天然なんだよね」と振られた影山は「僕はグループでもリーダーを務めているんです。めちゃめちゃしっかりしていますよ!」と口をとがらせる。そんな姿に会場が和むなど、ほのぼのとしたカンパニーの雰囲気が伝わった。
