お笑いコンビ・よゐこの濱口優が19日深夜、レギュラーを務めるMBSラジオ『イマドキッ ドゥフドゥフナイト』（火曜深夜1時）に出演。海にまつわる恐怖の思い出を披露した。

　かつてテレビ朝日系『いきなり！黄金伝説。』で『とったどー！』の名言を残した濱口。海の思い出を質問したリスナーからも「めちゃくちゃありそう」と期待された通り、「危険な海しかないけど」と口にして笑わせた。

　ぼる塾・あんりから「バカンス行ったことあるんですか？　逆に」と聞かれた濱口は、「バカンスもあるよ」と返答。あんりから「ずっと銛（もり）をついてるイメージ」と言われ、濱口は「そうやな。『ハワイのロケ』って喜んでたら、サメと泳ぐロケやったしな」と明かした。驚きの声が上がる中、「しかも、檻（おり）に入ってエサあげるじゃなくて、普通に海パン一丁で入って行った。そんなんあるのよ。学者さんと一緒に行ってみたいな。ツアーで」と説明した。

　サメの狂暴性を聞かれ、「基本、サメは襲ってこないらしいんですよ。優しいって。その学者さんが言うにはね。でも、『サメは目（視力）悪いから、間違って甘噛みをしてくる』って。甘噛みで（力が）1トンあんねん。無理やろうって」と話すと、「エグ～」と悲鳴が上がった。現場へ到着するまで、船の上で紙芝居的なレクチャーがあったという。

「『気をつけろ』って。『手をバタバタさすな』とか。『死んだ魚やと思ってかみにくる』とか。『デカいやつほど上の方におるから気をつけてくださいね』って言って。（サメのいる）向こう行ったら、みんなタンク背負ってもぐっていくねんけど、オレだけ上でバチャバチャやってんのよ。絶対、オレの方が危ない」と振り返った。

　さらに、濱口は「『目が合ったら、サメから目を離さないでくれ』と。『目合わしたままどうするんですか？』って言ったら、『強い気持ちで、自分も捕食者だと思って対抗しなさい』っていう精神論を教えてくれた。わけわかんないでしょう」と思い返した。「伝わんの？　そんなんサメに」と疑うあんりに、濱口は「目合うたまま、普通に4メートルぐらいのサメが近づいてくんねん、オレの方に。『やべえ。近づいてくる。オレのこと間違えてかめへんかな？』って思ってたら、サーッと学者の人が寄って来て、普通に足ひれでサメのことパーンッて蹴って追い払ったのよ」と衝撃の体験を告白。「全然、（聞いてた）精神論ちゃうやん」と苦笑しながら回想した。

　あんりは「すごいですね。人間同士でもアイコンタクトで何言ってるかわかんねえのに。サメに？」と仰天。濱口は「サメに」と返した。思わず「すごいロケしてる」と発したあんりに、濱口は「だから全然楽しくなかった。ハワイ」と笑った。