大泉洋がテレ朝連ドラ初主演 脚本・野木亜紀子氏と豪華タッグ「楽しみで仕方なかった」

俳優の大泉洋が10月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』(火曜午後9時)で、同局連ドラ初主演を務めることが決まった。脚本は『アンナチュラル』や『MIU404』など数々のヒット作を生み出してきた野木亜紀子氏が手掛ける。

『ちょっとだけエスパー』に主演する大泉洋【写真:(C)テレビ朝日】
『ちょっとだけエスパー』に主演する大泉洋【写真:(C)テレビ朝日】

10月スタートの『ちょっとだけエスパー』

 俳優の大泉洋が10月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』(火曜午後9時)で、同局連ドラ初主演を務めることが決まった。脚本は『アンナチュラル』や『MIU404』など数々のヒット作を生み出してきた野木亜紀子氏が手掛ける。

 大泉が今回演じるのは、会社をクビになり、妻と離婚、財産も失いネットカフェを転々とする人生どん底のサラリーマン・文太。そんな八方塞がりの文太が、ある日突然「今日から、ちょっとだけエスパーになって、世界を救ってもらいます」と告げられるところから物語は始まる。脚本を手掛ける野木氏について、大泉は「野木さんが書かれてきている作品も素晴らしいものばかりなので、楽しみでしかなかった」と、タッグを組むことへの喜びと期待を語った。

 物語は、文太が謎の会社に就職し、見知らぬ女性が待つ社宅で“夫婦”として暮らすことを命じられるなど、予測不能な展開の連続。大泉に発現するという“ちょっとだけ”のエスパー能力については、「文太の能力は、ちょっとだけとはいえ、なかなかのエスパー。でもこの能力は非常に怖いなと思ったので、僕は絶対欲しくないです」と断言。世界を救う力かもしれないが、手放しでは喜べない複雑な能力であることを示唆した。

 また、演じる主人公・文太との共通点について問われると、大泉は「文太さんには周りに流されていってしまうところや、人に強く言えないところがあるんですが、僕も意外とそういうタイプ」と明かし、自身と役柄を重ね合わせている様子を見せた。

 本作には豪華な共演キャストの参戦も予定されており、これから文太と共に戦う(?)「ヒーローの仲間」が続々と発表されるという。この点について大泉は、「まだ言えないんですが、出演する役者の皆さんがとても魅力的で豪華な方ばかり。野木さんの脚本の中で、その方たちとのお芝居がどうなっていくのかが一番楽しみです」とコメント。「仲間になるエスパーの中には、結構ダメなのもいます(笑)」と、コミカルな要素も含まれていることを匂わせつつ、「物語の縦軸はわりと複雑なので、視聴者の皆さんにはじっくり楽しんでいただけると思います」と作品への自信をのぞかせた。

 最後に大泉は、「これから、ちょっとだけ能力を持った仲間がたくさん出てきます。そんな人たちが、じわじわと世界を救い始めます。すごい展開になっていくので、皆さんにとっても楽しい3か月になると思います」と視聴者へメッセージを送った。

 監督には『忍びの家 House of Ninjas』の村尾嘉昭、『ギークス ~警察署の変人たち』の山内大典、音楽には『JIN ‐仁‐』の高見優らが名を連ね、豪華キャストと豪華スタッフで令和のヒーロードラマを創り上げる。

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