中山秀征、タレントとして初の銀座鳩居堂で書道展 事前に面接も「申し訳ないのとありがたいのと」
タレントの中山秀征が18日、都内で行われた「第二回中山秀征書道展」の取材会に出席。書道展への意気込み、同会場で開催に至った経緯などを語った。

「より多くの方に見ていただける会場になったのでは」
タレントの中山秀征が18日、都内で行われた「第二回中山秀征書道展」の取材会に出席。書道展への意気込み、同会場で開催に至った経緯などを語った。
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中山は、19日から31日の約2週間、銀座鳩居堂にて「智慧」をテーマにした書道展を開催する。今回は「カンヌ国際映画祭」作品展にて発表した「不敗」「無心」「禅」「笑門」など約20作品の展示を予定している。
書道展への意気込みを聞かれた中山は「銀座の鳩居堂さんは、書道をやっている者からしたらすばらしい場所なんです。気持ちが引き締まりますし、気合いも入ります」と声を弾ませ、「1回目は地元の群馬でやらせていただいて、地元の皆に喜んでもらえました。今回は、より多くの人に見ていただける会場になったのでは、と思っています。2週間ほどございますので、ぜひ見ていただければと思います」と呼びかけた。
作品の搬入は、この日の午後1時から始まったとあって、「ホッとしたのは、20点入ったこと。大きい作品が多かったので不安でした。無事に入ってよかったです」と安ど。好きな作品については「『不敗』という文字は好きで。勝とうとするな、負けないように戦うってことですかね。勝つだけ敵が増えるので。負けないようにするのが生き方ですかね。結果、全勝ってことになる(笑)。図々しい話ですが、長くやるってのはそういうことだと思います」と話した。
カンヌを含め、これまで2回の展示をしてきた。地元の群馬、カンヌ、鳩居堂の順番については「むちゃくちゃですよね」と苦笑い。しかし、カンヌからのオファーは、鳩居堂での展示が決まったあとにもらったもので「お話がきたときは驚きました。『こんな事あるのかな……』って」と胸中を明かした。
また、鳩居堂で書道展をするために面接をしたという。「坪単価が日本で一番高い場所。数々の文豪たちもこちらでやられていて。やりたいと言ってやらせてもらえるわけじゃないので、私も面接をさせていただいた。実は。タレントさんがここでやったことはない。大変な書道家の方しかやっておりませんと。申し訳ないのとありがたいのとで、本当に感謝しています」と感慨深い表情で語っていた。
