「釜本さん、オレ、サッカー選手ちゃいまんねん」 明石家さんまが思い出す…釜本邦茂さんとの41年前の会話
タレントの明石家さんまが16日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。親交のあった元サッカー日本代表で10日に81歳で死去した釜本邦茂さんとの思い出を振り返った。

10日に81歳で死去した釜本さんとの思い出を『MBSヤングタウン土曜日』で回想
タレントの明石家さんまが16日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。親交のあった元サッカー日本代表で10日に81歳で死去した釜本邦茂さんとの思い出を振り返った。
6月に死去したプロ野球・巨人の長嶋茂雄終身名誉監督とともに、釜本さんのファンだったというさんまはショックを受けていた。さんまが13歳だった1968年メキシコ五輪で得点王に輝き、日本代表を銅メダルに導いた不世出のストライカー。冒頭から「オレにとっては、この2か月、長嶋さんが亡くなり、釜本さんが亡くなり、中学校、小学校のヒーローが連続して。当時サッカーは釜本さん、(野球は)長嶋選手を尊敬し、オレのヒーローだった2人なんですよ。その人たちと、のちのち芸能界で仕事ができたのが本当に夢のようなことなんですけども」と本音を吐露した。
Jリーグ開幕(1993年)前の84年にサッカー界を盛り上げるためにポスターで全裸の筋肉美を強調した鮮烈なバックショットを披露した釜本さんに続き、翌年に起用されたのはさんまで「『釜本さんが真っ裸だったんで、さんまさんも真っ裸でお願いします』言うて。股間の上にサッカーボール置いて、足組んで」と振り返り、「オレなんか細いから。釜本さんがその写真見て『お前、体鍛えてないのか? 細すぎる』とか言われて。『釜本さん、オレ、サッカー選手ちゃいまんねん』言うて」とやりとりを回想した。
テレビ中継もあったサッカーイベントではさんまのチームに釜本さんが加入してプレーしたことがあるといい、さんまは「オレは釜本さんの縦パスで、国立競技場で1点入れてるんですね」と明かした。驚きの声の中、「それが昨日のように脳の中には残ってるんです。もちろん、アマチュアのチームの中にポンって釜本さんが(入ってくれて)。ジャッキー・チェンの(チームとの)試合だったと思うんですけど」と話した。
釜本さんとのエピソードをあえて明るく口にしたさんまは「釜本さんのご冥福をお祈りしたいと思います」と追悼した。
