ザブングル加藤、闇営業の謹慎きっかけに副業開始 今も継続「2~30万円にはなる」

お笑い芸人の元ザブングル・加藤歩が14日、テレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(木曜深夜0時)に出演。副業を始めたきっかけと、その収入を明かした。

ザブングル加藤【写真:ワタナベエンターテインメント公式サイトより】
ザブングル加藤【写真:ワタナベエンターテインメント公式サイトより】

『じっくり聞いタロウ』で明かす

 お笑い芸人の元ザブングル・加藤歩が14日、テレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(木曜深夜0時)に出演。副業を始めたきっかけと、その収入を明かした。

 加藤は1999年、松尾陽介とお笑いコンビ・ザブングルを結成。数々の持ちギャグとインパクトある顔で人気を集めるも、21年に解散した。

 現在は副業として消防整備士の仕事をしており、給料は「日給扱い」。勤務は、定時ではなく「現場が終われば、その日は終わる」仕組みだそうだ。

 副業の頻度は「週2~3回」で、「どんだけでも仕事はあるんで、もっと入れようと思ったら(入れられる)」とのこと。月収は「なんとなく2~30万(円)くらいにはなる」そうで、MCのネプチューン・名倉潤の「もっと行けば50万円くらいにはなるの?」との問いには「なりそうです」と答えた。

 きっかけについては、「番組で消防設備会社の社長と出会いまして、『加藤さん、副業で消防設備の仕事をやってみませんか?』って誘われたんですよ」と説明。社長からは「芸能界と違って、すごく安定した仕事なんです」と勧められたそうで、加藤は「ビルとかって半年に1回点検せなダメって法律で決まってまして。で、ビルなんてどんだけでもあるんで、安定して仕事もあるし、AIにも奪われない仕事」と付言した。

 そんな折、加藤は闇営業を理由に謹慎。「半年くらい無収入」だったそうで、ようやく謹慎を終えた後は「(明石家)さんまさんとか、カンニング竹山さんとか、それこそネプチューン堀内さんが仕事に呼んでくれた」ものの、今度はコロナ禍に突入したという。

 加藤は「(収入が)ほぼゼロみたいな時もありましたね」と回想。妻と子ども2人を養うだけでなく、住宅ローンもあることから、消防設備会社の社長に連絡して「やらせてください」と頭を下げたことを明かした。

 ここで「仕事中にイジられない?」との質問が出ると、加藤は「ホントたまにいますけど、基本、みんなめっちゃやさしくて『あ、おつかれさまです』ってドリンクくれたり……」と恐縮。「おばあちゃんがくっちゃくちゃの千円札をくれようとした」こともあったそうで、「いえいえいえ。お気持ちだけで。ありがとうございます!」と丁重に断ったことも語った。

 加藤は「ある意味、今一番幸せかもしれないです」とひと言。名倉が「芸人で売れる方が幸せじゃない?」と聞くと、「それもあるんですけれど、若手の時みたいにネタで売れてやるとかいう感じじゃない」と返した。

 また、加藤はファイナンシャルプランナー(FP)2級と宅地建物取引士(宅建)の資格も取得したそうで、「投資番組みたいなのに出させていただいたり、不動産関係のイベントにも呼んでもらったり……」と感謝。一方で、「そういうのをやったり、消防設備やったり、さらに向上委員会(フジテレビ系『さんまのお笑い向上委員会」)とかがあると、もうメンタルがぐちゃぐちゃになるんですよ。まじめなことやって、まじめなことやって。ほんで、『うおー!』って暴れたりするんで……」とも述べ、スタジオを爆笑させる場面もあった。

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