体調不良の79歳・波乃久里子は舞台休演、代役に名越志保 主演・大竹しのぶは前日に謝罪
松竹は15日、波乃久里子(なみの・くりこ)が体調不良のため、大竹しのぶが主演する新橋演舞場の舞台『華岡青洲の妻』(17日まで)を休演し、16日から於継役を名越志保が代役を務めると発表した。同公演は波乃の体調不良に伴い、14日夜の部と15日の公演を上演中止していた。

東京・新橋演舞場の舞台『華岡青洲の妻』
松竹は15日、波乃久里子(なみの・くりこ)が体調不良のため、大竹しのぶが主演する新橋演舞場の舞台『華岡青洲の妻』(17日まで)を休演し、16日から於継役を名越志保が代役を務めると発表した。同公演は波乃の体調不良に伴い、14日夜の部と15日の公演を上演中止していた。
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残り2日となった名作の舞台公演は、代役を立てることで上演可能になった。79歳の波乃は7月に「急性気管支炎」と診断され、出演予定だった京都・南座の同作公演(同10~23日)を休演し、代役を文学座の小野洋子が務めた。同26、27日の久留米公演も休演し、代役は58歳の名越が務めた。波乃は今月1日に初日を迎えた新橋演舞場での公演から復帰していた。
『華岡青洲の妻』は、昭和を代表する女流作家・有吉佐和子さんの同名小説の舞台化で、世界で初めて全身麻酔による乳がん手術を成功させた江戸時代の医師・華岡青洲と陰で支えた家族の知られざる苦悩と愛を描いている。
主演は青洲の妻・加恵役の大竹で、青洲役は田中哲司。波乃は今月14日の昼公演まで青洲の母・於継役を演じた。そして、14日夜公演、15日公演の中止が決まった際には、大竹が自身のインスタグラムで「チケットを買ってくださった皆様、本当に申し訳ありません。土日の公演につきましては、決まり次第お知らせします」と伝えていた。
