少年忍者16人×ジュニア21人が躍動「This is…忍者!」 ファンを虜にした【初日公演レポート】

少年忍者が8月14日から31日まで「少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者」を東京のKanadevia Hallで開催。少年忍者16人とジュニア21人、計37人による迫力ある公演を展開した。オリジナル曲のほか、シャッフルユニットでの楽曲披露もあり、約2時間の公演で集まったファンを沸かせた少年忍者。ENCOUNTでは、14日に開催された同公演初日昼公演の模様をレポートする。

少年忍者16人とジュニア21人で開催
少年忍者16人とジュニア21人で開催

要所要所で見られたのは少年忍者のこれまでの映像

 少年忍者が8月14日から31日まで「少年忍者 LIVE 2025 This is 忍者」を東京のKanadevia Hallで開催。少年忍者16人とジュニア21人、計37人による迫力ある公演を展開した。オリジナル曲のほか、シャッフルユニットでの楽曲披露もあり、約2時間の公演で集まったファンを沸かせた少年忍者。ENCOUNTでは、14日に開催された同公演初日昼公演の模様をレポートする。(取材・文=ふくだりょうこ)

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 青を基調としたライティングが会場を彩る開演前。紗幕には公演タイトルである「This is 忍者」の文字が映し出されていた。

 そんな公演の盛り上がりは開演直前から展開。影アナでメンバーたちの軽快なトークが繰り広げられたのち、暗転すると、少年忍者たちによるポップなマナー映像が流れ、客席を楽しませた。しかし、紗幕が落ちると空気は一転。少年忍者16人の姿が現れると、会場は大歓声に包まれた。メンバーの一挙手一投足に会場の熱が上がっていくのが感じられる。冒頭から激しいパフォーマンスでボルテージを上げていき、ジュニアと共にオリジナル曲『太陽の笑顔』を。総勢37人のステージは文句なしの圧巻だ。途中、メンバーが客席をあおる場面もあり、より盛り上がりを増していく。

 今回は要所要所で見られたのは少年忍者のこれまでの映像。また、少年忍者の軸となっているものについても語られていく。彼らが大事にしているという「和」のステージは前半で早速『Beat Line』(Hey! Say! JUMP)で披露。桶胴太鼓隊による迫力ある太鼓の音、下駄でタップを踏む下駄ップ隊の小気味良いリズムで魅了していく。ラスト袴姿で「少年忍者」の文字を背負ってのダンスパフォーマンスは彼らの魂を感じさせるものとなった。

 また、注目を集めたのはシャッフルユニット。前半ではまずヴァサイェガ渉が激しいソロパフォーマンスを見せ、続く楽曲では、ド派手にポップアップから飛び出した元木湧と内村颯太はワイルドなステージを展開。打って変わって川崎皇輝(※崎の正式表記はたつさき)と北川拓実はジュニアと共にポップに笑顔を弾けさせた。

 中盤はクールな楽曲を交えつつ、「そろそろはしゃぎたくない?」「AmazingなSummerしたくない?」と呼びかけ、『Amazing Summer』、そして『Merry Very GoRound』を披露し、言葉通り賑やかなステージでファンと共に楽しんだ。

 MCでは改めて客席に向かってあいさつ。1年ぶりの公演に感慨深げな表情を見せるメンバーたち。川崎にこだわりを問われると織山尚大は以前の公演のオマージュをしていると話し、また、織山は今回の公演ロゴである「忍者」の文字を担当したそうで、「納期が明日って言われて。その夜に100枚ぐらい書いた」と裏話を明かした。

 グッズを担当したのは青木洸平。ロゴの文字について「メンバーの愛情が注がれているのがいいね」と言いつつ、それぞれのグッズについて推しポイントを紹介した。

「和」のステージを披露
「和」のステージを披露

客席の心をつかんだシャッフルユニット

 MC後半、話題はメンバーの遅刻について。遅刻をするときは少年忍者のグループラインに一言メッセージを入れるそうで(メンバーが少ないといけないから、と川崎談)、意外なことで遅刻をしたのは内村。「帽子を探してたらこんな時間でした」という理由だったそうで、「あれなんだったの?」と改めて川崎に問われた内村は「今日は俺この帽子を絶対にかぶる、と思ってごはん食べていろいろして……あれ帽子ない?って探してたら『あ、こんな時間になった』」と解説。これにはメンバーの笑いを誘った。

 ちなみに、今日遅刻したのは元木。ただ、ギリギリ、リハーサルには間に合ったのでセーフ、ということで遅刻する旨のメッセージを送信取り消したと長瀬結星にバラされ、メンバーから「セコい!」と声が飛ぶ場面が。「言うなよ! そういうの言わない約束だろ!」と困ったように眉を下げ、絶叫するのだった。

 ワイワイとしたMCのあと、コール&レスポンスで再び盛り上げ後半戦へ。

 後半戦でもシャッフルユニットが客席の心を掴んでいく。青木と山井飛翔、安嶋秀生はキュートなステージを展開。黒田光輝、檜山光成、田村海琉、瀧陽次朗はステージいっぱいに使ってダイナミックなパフォーマンスを見せ、ラストは服をはだけさせ、大人っぽさを演出。イントロの時点で客席から大きな声が上がったのは織山、長瀬結星、豊田陸人。ステージ上段でキレのあるダンスを見せ魅了した。客席から登場し楽曲を披露したのは久保廉。ジュニアたちと共に笑顔弾けるステージを見せ、それぞれの個性を活かしたシャッフルでファンを喜ばせた。

 そして、終盤では再び和コーナーも展開。ペンライトを消した状態で紗幕を効果的に活用した演出で『PSYCHO』(Kis-My-Ft2)などを16人ならではのダイナミックなステージで圧倒。ラストは『The Shining Star』で華やかなフィナーレで演出した。

 アンコールでは「楽しめましたか!  声出せましたか! 最高でしたか!」と川﨑が呼びかけると、客席も大きな声で想いを返した。

 ラストは少年忍者のメンバーは手を繋ぎ、川崎の「This is……」というコールに続き、会場全体で「忍者!」と合唱。笑顔で初回公演を締め括った。

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