坂東玉三郎の体調回復、人気作『火の鳥』は13日から上演再開 前日11日は開演直前に中止

松竹は12日、前日11日の上演を中止した歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』第二部『火の鳥』公演を13日から再開すると発表した。11日の同公演は、坂東玉三郎の体調不良のため中止となっていた。

坂東玉三郎【写真:ENCOUNT編集部】
坂東玉三郎【写真:ENCOUNT編集部】

松竹が発表

 松竹は12日、前日11日の上演を中止した歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』第二部『火の鳥』公演を13日から再開すると発表した。11日の同公演は、坂東玉三郎の体調不良のため中止となっていた。

 同作は、ロシア民話などで知られる『火の鳥』の伝説を基に書き下ろされた新作歌舞伎。オペラとの融合や映像技術も駆使した演出で壮大なストーリーを盛り上げ、玉三郎が演じる火の鳥が劇場を舞う宙乗りでも観客をひきつけている。そして、26日の千秋楽までチケットは完売状態になっている。

 しかし、11日は開演直前に急きょ「中止」とアナウンスされた。

 一夜明けたこの日はもともと休演日で、13日以降の公演可否については「追って発表する」とされていた。

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