『コンフィデンスマンJP』韓国リメイク版の制作決定 パク・ミニョンら人気俳優3人が主演

フジテレビ系で2018年4月期に放送され、その後シリーズ化されて映画、スペシャルドラマ、スピンオフドラマが制作されてきた人気作品『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版『コンフィデンスマンKR』の制作が決定したことが13日に発表された。また、9月6日からPrime Videoで、240以上の国と地域で配信されることも決定した。

『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版の制作が決定した【写真:(C)2025 TME Group Co.,Ltd.】
『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版の制作が決定した【写真:(C)2025 TME Group Co.,Ltd.】

『コンフィデンスマンKR』の制作決定

 フジテレビ系で2018年4月期に放送され、その後シリーズ化されて映画、スペシャルドラマ、スピンオフドラマが制作されてきた人気作品『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版『コンフィデンスマンKR』の制作が決定したことが13日に発表された。また、9月6日からPrime Videoで、240以上の国と地域で配信されることも決定した。

 韓国リメイク版のタイトルは、『コンフィデンスマンKR』。主演は、韓国ドラマ『私の夫と結婚して』などで知られる人気俳優パク・ミニョンの他、パク・ヒスン、チュ・ジョンヒョクの3人が務め、TME Groupが制作する。韓国ならではのテンポと映像美で描かれる、スタイリッシュな犯罪コメディーとなっており、リメイク版ならではのオリジナル要素が盛り込まれることも含め、原作とリメイク版ともに注目が集まる。

『コンフィデンスマンJP』は、脚本・古沢良太氏による完全オリジナルの“コンゲーム”シリーズ。“欲望”や“金”をテーマに、一件、平凡で善良そうな姿をした長澤まさみ演じるダー子、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)という3人の信用詐欺師たちが、さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる、痛快エンターテインメント作品。月9ドラマは安定的高視聴率を記録、映画は2022年に公開された『コンフィデンスマンJP英雄編』を含む3作品で累計興行収入95億円超えを記録するなど、根強いファンに支え続けられてきた。

『コンフィデンスマンJP』脚本家の古沢氏は、「目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何が嘘か。愛すべき詐欺師たちが韓国の地にも生まれます。韓国版を製作していただくことは、日本版を作っている頃からの一つの夢でした。時間をかけて、実力ある監督、脚本、スタッフの皆さん、そして望外のキャスト陣が集結し、実現してくださったことに感激しています。どんな作品に仕上がっているか、楽しみでなりません。ともに騙し、騙されましょう。『コンフィデンスマンKR』の世界へようこそ。このニュースはたぶん本当」とコメントした。

 また、フジテレビ コンテンツ戦略本部 コンテンツ事業局長の渋谷謙太郎氏は、「コンテンツ事業局では、国内外へのコンテンツ販売のみならず、グローバル市場への販路拡大、外部パートナーとの協業などによるコンテンツディストリビューションの拡大・開発に注力して参ります。積極的かつ立体的なビジネスデザインを目指します。原作ドラマ『コンフィデンスマンJP』が海外で認められ、リメイクが実現し、それが世界配信されるということは、悲願のビジネス展開です。これをきっかけに、今後のコンテンツ戦略にもぜひご期待いただきたいと思います」と述べている。

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