≠ME、尾木波菜の「なりすまし」投稿者の特定と示談成立を報告「宥恕すべき点も認められます」

タレントの指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が12日、公式サイトでメンバーである尾木波菜の「なりすまし投稿」について声明を発表した。

≠MEが公式サイトで声明を発表した(写真はイメージ)【写真:写真AC】
≠MEが公式サイトで声明を発表した(写真はイメージ)【写真:写真AC】

投稿者は≠MEのファンではないと判明

 タレントの指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ・≠ME(ノットイコールミー)が12日、公式サイトでメンバーである尾木波菜の「なりすまし投稿」について声明を発表した。

 ≠ME運営事務局は公式サイトで、「先般、Meta Platforms,Inc.が運営するSNSサイト『Threads』において、≠MEのメンバー尾木波菜の画像を掲載し、あたかも当該メンバーが異性との交流を求めているかのように受け取れる投稿(以下「本件投稿」といいます。)を繰り返しているアカウントが確認されておりました」と切り出した上で、「代理人弁護士を通じて、発信者情報開示手続により本件投稿を行った人物(以下「本件投稿者」といいます。)を特定し、この度、本件投稿者との間で7月31日に示談が成立いたしましたので、ご報告申し上げます」と報告した。

 投稿主の意図については、「代理人弁護士が聴取したところによると、本件投稿は上記アカウントの閲覧数やエンゲージメントを上げるために行っていたとのことで、メンバー本人の画像はインターネット上で偶然発見したものであり、本件投稿者は、メンバー本人を含む≠MEのファンではなく、≠MEに恨みを持つ者でもないということでした」と説明した。

 そして、「本件投稿の内容は、恨み等によるものではないものの、メンバー本人の名誉を毀損するものであるとともに、弊社の正常な業務をも妨害するものであるため、本来であれば、示談をすることは難しいものと思われます」とした上で、「しかし、その一方で、本件投稿者は、調査の過程において、正直に名乗りでて謝罪するとともに、自ら賠償の意思を示して、弊社の要望に従って本件投稿の経緯についても真摯に報告するなど、宥恕すべき点も認められます。以上を踏まえ、メンバー本人と弊社で十分に協議した結果、本件投稿者に対しては寛大な措置を講じることとし、示談することにいたしました」と示談に至った経緯について触れた。

 ≠ME運営事務局は「なお、本件投稿に関しては、前記の通り示談が成立しておりますので、本件投稿者に対する誹謗中傷等の過度な行為を行わないようにお願いいたします。上記の件の他にも、代理人弁護士を通じて発信者情報開示請求を行っている案件がございます。心当たりのある方は速やかに申し出るようにお願いいたします」と呼びかけた。

「弊社らは、これまで違法な投稿に対して厳粛に対処し、皆様へのご報告を適宜行って参りました。現在においても、根も葉もない噂や誹謗中傷等の違法な投稿が後を絶ちません。皆様におかれましては、インターネット上で投稿を行う前に、その投稿が誰かを侮辱したり、誰かの名誉を毀損したりしないか、あるいは著作権等の他人の権利を侵害しないか、今一度立ち止まって考えてください。万一、≠MEに対する権利侵害行為が確認された場合には、顧問弁護士と相談の上、一層厳しく必要な措置を講じさせていただきます。引き続き≠MEを応援いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます」

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