なかやまきんに君に子どもがクレーム「もっと簡単にして!」 パインアメの日イベントが大盛況
8月8日「パインアメの日」の制定10周年を記念したイベントが同日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAで開催された。1000人の観客を動員した本イベント。昼前から並ぶファンも現れるほどの人気ぶりを見せた。

制定10周年を記念したイベントに約1000人が集結
8月8日「パインアメの日」の制定10周年を記念したイベントが同日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAで開催された。1000人の観客を動員した本イベント。昼前から並ぶファンも現れるほどの人気ぶりを見せた。
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なかやまきんに君、ミルクボーイ(駒場孝・内海崇)、『水曜どうでしょう』(HTB)から藤村忠寿氏、嬉野雅道氏ら、豪華ゲストが登場。総合司会はFM大阪のDJ・淡路祐介と、“パインアメの中の人”マッキー、そしてアーティストのNjこと元読売テレビ『ダウンタウンDX』演出の西田二郎氏が務めた。
ボン・ジョヴィに扮したNjが『It’s My Life』を熱唱して幕を開けると盛り上がりはオープニングからトップギアに。続くなかやまきんに君の「ヤー!」の掛け声で、会場のボルテージはさらに上昇した。
観客参加型の「パインアメキャッチ」では、なかなか成功者が出ず、参加した子どもから「子どもなんだから、もっと簡単にして!」というツッコミが入り、会場が大きく沸いた。
イベント序盤には、10周年を振り返る映像や、キングコング・西野亮廣、カジサックからのコメント映像が上映され、2015年当初のお詫び行脚、予算ゼロからのスタート、そしてコロナ禍の困難を乗り越えてきた10年の歩みが紹介された。
今回特に際立っていたのが、生バンド・Vampの起用だ。なかやまきんに君やミルクボーイの出囃子、テーマソング『パインMCA』、クイズの効果音など、すべての音楽を彼らが担当。どこか昭和のコント番組を思わせる構成に観客もワクワク。誰もが知る『YMCA』をもじったこのテーマソングの合唱は、会場全体が踊って歌って一つになった。
なかやまきんに君も「生バンドでやったのは初めてでしたが、今までと違う空気が出せてめちゃよかった」と。出囃子を初めて生バンドで登場したミルクボーイも「こんなん初めてでしたが、よかったです」いつものイベントと違う感じに喜んだ。また、イベントの緩急をつけたのは、アーティストNjによる口笛演奏。メロウな音色が、パインアメの懐かしさと相まって、観客の心を鷲づかみにした。
『水曜どうでしょう』の藤村ディレクターは「このイベント、とても変なんだけど力強くて面白いよね! 二郎ちゃん(Nj)の演出はいつも無茶苦茶なんだけど、変に成立するんだよね!」と感激しきり。最後に上田会長が感謝の意を述べ、「来年もさらに盛り上がるイベントを開催したい」と力強く語り幕を閉じた。
