下半身麻痺だったひろみちお兄さん、脊髄梗塞発症から回復アピール「前には進んでいる」
タレントの“ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道が9日、東京ビッグサイトで行われた「ドラッグストアショー」内のステージイベント「第4回Men’s Beauty アワード」に出席した。昨年6月に脊髄梗塞を発症して下半身麻痺になったが、この日は白いパンツで壇上に立ち、堂々とした振る舞いを見せた。

「第4回Men’s Beauty アワード」に出席
タレントの“ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道が9日、東京ビッグサイトで行われた「ドラッグストアショー」内のステージイベント「第4回Men’s Beauty アワード」に出席した。昨年6月に脊髄梗塞を発症して下半身麻痺になったが、この日は白いパンツで壇上に立ち、堂々とした振る舞いを見せた。
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NHK『おかあさんといっしょ』の10代目“たいそうのおにいさん”として約12年間活躍した佐藤は、今回Beautyミドル部門を受賞。「去年の今頃は、まだリハビリ病院で入院をしていまして。1年ちょっと前くらい、6月に脊髄梗塞という病気を発症して、今こうして立っているんですけど、見た目では分からないので、常にこのヘルプマークというものを持っていて、何かあった時、皆さんに助けていただきたいなと思いながら、これを持ちながら歩いている」と赤いマークを出して示した。
また、手で腰を触って「今の状況は、腰回りのここが神経がなくて、触られても、シャワーのお湯をかけられてもまったく分からない。股関節から下が今、24時間痺れっぱなし。温痛覚が、“温かい”とか“痛い”とかいうのが鈍くてですね、足の指もどれくらい曲がっているのかが、ちょっと分からない状況」と説明。
何事もなく立っているように見えたが「バランス感覚も、体の中心を探りながら立っているような状況です」と告白し、「バランスの神経が崩れてしまっているので、上半身と下半身がくっついていない感じ。小っちゃい頃から運動していましたので、運動神経も、大きなもとが切れても、まわりの細かい神経をつなげているような作業を今している。そういった意味では、小っちゃい頃からの運動習慣というものが大事だったのかなと思っています」と語った。
最近は「気をつけているのは、早寝早起き。生活リズムを、やっぱり気にしながら生活しています。身だしなみに関しては、洋服とかが汚れていると、心もちょっと汚れている感じがするので、そういった意味では、心も奇麗にするつもりで、身だしなみも気をつけています」とニッコリ。「今は、リハビリも週に2、3回は行って、パーソナルトレーナーさんがついてくださっている。そういった意味ではちょっとずつ、歩みは遅いですけど、前には進んでいるような気がします」と述べた。
今回受賞して公の場に立った心境を問われると「頑張って、リハビリやって、歩けるようにここまで回復できてよかったな、とあらためて思っています」と白い歯をこぼした。
同アワードには、元サッカー日本代表で解説者の松木安太郎氏(セルフメディケーション部門受賞)、格闘家の三浦孝太(Beautyスキンケア部門受賞)、俳優の奥田瑛二(Beautyライフスタイル部門受賞)、陸上短距離選手の末続慎吾氏(大塚製薬 UL・OS賞受賞)、サッカー元日本代表の鈴木啓太氏(花王 メンズビオレ賞受賞)、元プロ野球選手の糸井嘉男氏(サンスター サンスタートニック賞)、品川庄司の庄司智春(大正製薬 リアップ賞)、サッカー元日本代表の柿谷曜一朗氏(マンダム LUCIDO賞)、2020東京五輪個人総合金メダリストの橋本大輝(リップス LIPPS賞)も出席。司会は、サッカー元日本代表でタレントの武田修宏が務めた。
「Men’s Beauty アワード」は、男性を対象にしたビューティーアワード。“美容男子”を選出する「Beautyスキンケア部門」、ナイスミドルを選出する「Beautyミドル部門」、健康長寿な著名人を選出する「Beautyライフスタイル部門」など計10部門の表彰が行われた。
