『スター・トレック』最新作、2026年に配信決定 Paramount+で独占配信、舞台は“スターフリート・アカデミー”
SFシリーズ『スター・トレック』の最新作『スター・トレック:スターフリート・アカデミー』が、2026年にParamount+にて独占配信されることが8日に発表された。シリーズ60周年の節目となる年に、若者たちを主役とした初の作品が登場する。

若き候補生たちの成長と絆を描く青春群像劇
SFシリーズ『スター・トレック』の最新作『スター・トレック:スターフリート・アカデミー』が、2026年にParamount+にて独占配信されることが8日に発表された。シリーズ60周年の節目となる年に、若者たちを主役とした初の作品が登場する。
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『スター・トレック:スターフリート・アカデミー』は、宇宙艦隊の士官を育成する教育機関“スターフリート・アカデミー”を舞台に、さまざまな背景を持つ若者たちが友情や恋、そして困難な訓練を通して成長していく姿を描く青春群像劇。
キャストには、孤児という複雑な背景を持ち不本意ながらアカデミーに入学するカレブ・ミア役にサンドロ・ロスタ、医療士官を目指すクリンゴン人の青年であるジェイデン・クラッグ役にカリム・ダイアン、“カスクアン”という新種族のホログラムで通称“サム”と呼ばれ、初のホログラムの候補生としてアカデミーに入学したアクリメーション・ミル役にはケリス・ブルックス、裕福な惑星で育ち、ライバル候補生としのぎを削るダレム・レイミ役にジョージ・ホーキンス、“ダル=シャ”というシリーズ初登場の新種族に属するジェネシス・ライス役にベラ・シェパードといった新進気鋭の俳優陣が名を連ねる。
さらに、宇宙艦隊の訓練艦“USSアテナ”の艦長であり、スターフリート・アカデミーの学長でもあるナラ・アーク役には、映画『ピアノ・レッスン』(1993年)でアカデミー賞(R)を受賞したホリー・ハンターが出演。若手キャストを支える名優として存在感を放つ。
このたび公開された特報映像では、アーク艦長が銀河中から集まった候補生たちを迎え入れるシーンから始まり、希望に満ちた彼らが厳しい訓練に臨みながらも種族を超えて友情を深めたり、恋に心揺れたりする様子が描かれている。青春らしい甘酸っぱいドラマが『スター・トレック』の世界観の中で展開される。
映像のラストには、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2023年)でゴールデングローブ賞(R)主演男優賞を受賞したポール・ジアマッティ演じるメインヴィラン、ヌス・ブラカが登場。アカデミーの候補生の一人と因縁を持つというヌス・ブラカが、物語にどのような脅威をもたらすのかも見どころとなる。
