timelesz、新体制11か月で東京D公演へ サプライズ発表でメンバー号泣…菊池風磨は実感「新メンバーは弱音を吐かない」
アイドルグループ・timeleszの「We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1~FAM~」神奈川公演の初日が6日、横浜アリーナで開催された。グループは、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡に新メンバーの寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝を加えた8人新体制での初の全国ツアーを展開中で、この日は初の横アリ。終盤では、12月26日、27日の京セラドーム大阪公演、来年1月7日、8日の東京ドーム公演開催もサプライズ発表された。メンバーは涙を流しながら、約1万5000人のファンと歓喜の時間を共有した。

横浜アリーナ公演で1万5000人と歓喜
アイドルグループ・timeleszの「We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1~FAM~」神奈川公演の初日が6日、横浜アリーナで開催された。グループは、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡に新メンバーの寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝を加えた8人新体制での初の全国ツアーを展開中で、この日は初の横アリ。終盤では、12月26日、27日の京セラドーム大阪公演、来年1月7日、8日の東京ドーム公演開催もサプライズ発表された。メンバーは涙を流しながら、約1万5000人のファンと歓喜の時間を共有した。(取材・文=生島マキ)
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開演の数時間前から、会場周辺は多くのファンが詰めかけ、熱気に包まれていた。「FAM(ファム)」のタイトルが象徴するように、同ツアーのテーマは“ファミリー=つながり”。メンバー、ファン、音楽を通して出会ったすべての人々との“家族的絆”がキーワード。セットリストは、6月11日にリリースされた新体制での初アルバム『FAM』の収録曲に加え、新メンバーを選んだ“タイプロ”こと「timelesz project -AUDITION-」での課題曲が中心に26曲で構成された。
開演前の会見で菊池は「この8人で突っ走っているのが何よりも楽しい」と笑顔で語り、原は「8人でさまざまな活動をしてきました。バラエティーや歌番組、いろいろ乗り越えてきましたけど、やっぱり、アイドルグループとしてのライブは格別です。ステージをこうやって一つひとつ乗り越えていくうちに、この8人の絆がまた一つ強まっているのを感じます」と実感を込めた。
橋本も「何より『この活動は楽しい』ということが一番です。ライブではファンのみんなからたくさん元気をもらっていますし、このメンバーと一緒にこうしてライブができることが、本当に幸せ。どんどん仲も深まっています」と今の思いを明かした。
オープニングはメンバー紹介の映像からスタート。各メンバーが順に登場すると、スクリーンにツアータイトルロゴが映し出され、8人がメインステージに登場した。1曲目は、新体制初のデジタル配信楽曲『Rock this Party』。ペンライトの七色の光が交錯する中、佐藤が「8人がそろったぞ~!」と叫び、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。
そのまま4曲連続で披露。timeleszに新たな息吹が確かに吹き込まれていることを実感させると同時に、まるで長年ともに活動してきたような8人のチームワークも印象的だった。
中盤では、新メンバー5人が、菊池、佐藤、松島3人へ感謝の思いをつづった楽曲『君へ』を歌い上げた。だが、歌唱前に曲振りを試みた菊池が、「聞いてください。『手紙』」と曲名を言い間違えてしまった。菊池はそれ気付き「ちょっと待って」と大慌て。暗転していた会場の照明が再点灯した。ひざをついてがくぜんとする菊池は、松島から「菊池風磨、めったにないです」とフォローされると、自らタイプロで話題になった菊池風磨構文を口にした。
「タイトル忘れているようじゃ無理か。タイトルはね。入れておかないと」
会場は大爆笑。そんな和やかなムードもtimeleszらしさを物語っていた。
グループは今年2月15日の「襲名式」から新体制をスタート。すでに約6か月で、菊池は「ここからは『新メンバー』という呼び方は終わりにしよう」と呼びかけた。松島も「新メンバーが入る前は、僕が末っ子ポジションだったんです。でも今は、彼らの成長を見るのがすごく楽しいし、それを見ることで自分自身も成長している実感があります。これからも、この8人で一緒に成長していきたいです」と言った。
23歳の篠塚は、横浜アリーナの大舞台に立てた感動をかみしめながら、「ありがとう」と観客に語りかけ、ウィンクまで披露。「そんなことまでできるようになったのか」と笑うメンバーとの仲睦まじいやりとりで、会場全体も笑顔に包まれた。
終盤、ステージのスクリーンに「時を刻む映像」が映し出された。カチカチと時計の音とともに、「プロジェクト始動から何秒」「Rock this Party リリースから何秒」「襲名式から何秒」「このツアーが始まってから、そして終わるまで何秒」と、歩みを刻む演出が続いた。そして、「東京ドーム公演まで何秒!」と文字がスクリーンに映し出された。
8人にも伝えていないサプライズ発表で、原は大号泣。他のメンバーも次々と目頭を熱くし、涙を流した。ダンス、歌とも未経験からタイプロを勝ち抜いた篠塚は「さらにスキルを上げて、東京ドームでも皆さんを楽しませたいと思います」と言い、ファンに手を振った。

菊池「課題も山積みだけど、全部うまくいきます」
タイプロを含めてグループを引っ張ってきた菊池は、見てきた新メンバー5人の努力を踏まえて呼びかけた。
「大きな発表で僕も戸惑いを隠せませんが、ただ、ドームというステージがまだ早すぎるんじゃないかという声もきっと出てくるかとは思います。アリーナの時もそうでした。ただ、今回このアリーナに挑むにあたって、新メンバーが僕らが仕事している間にも毎日レッスンに通って、足を痛めても腰を痛めても弱音一つ吐かず、精いっぱい真摯(しんし)に向き合ってくれていたことを僕は知っています。僕たちは知っています。それに負けじと僕らもたきつけられて、夜中に集まって、遅くまでみんなでコマ送りの映像を見ながらリハーサルをしたなんて、そんな日々もあって。でも、それはすごく楽しくて幸せな時間で。だから、どんな困難でもこの8人になったら一つの楽しみとして、思い出として乗り越えていけると思うので、どうか皆さんもそんな僕たちの姿を見て、『少しでも楽しんでもらえたらいいな』と。まだまだ風当たりも強い瞬間もありますし、メンバーからもありましたが、課題も山積みです。ただ、大丈夫です。全部うまくいきます。本当にありがとうございました」
アンコールでは、8人が3階スタンドの通路から登場した。個人トロッコに乗って客席を1周しながら手を振るという“距離ゼロ”の演出に、ファンとの一体感はさらに高まった。そして、ラストに再びの『Rock this Party』。観客が歌詞を大合唱する熱気を残し、ライブは幕を閉じた。
ドーム公演はSexy Zone時代の2023年12月以来2年ぶりで、新体制では初となる。タイプロでファンを増やし、襲名式から11か月で夢舞台を踏む8人。5人のひたむきさがオリジナルの3人を刺激する関係性で、timeleszはエンドレスな成長を期す。
□「We’re timelesz LIVE TOUR 2025 episode 1~FAM~」 6月28日の千葉・ららアリーナ東京ベイを皮切りに全国8都市で全24公演を実施、総動員数は約24万9000人。横浜アリーナでの神奈川公演は6日、本日7日の2日間で3公演が行われ、1公演1万5000人、合計4万5000人を動員する。
