格闘家のクレベル・コイケ（35＝ボンサイ柔術）が5日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン）で行われた朝倉未来（33＝JAPAN TOP TEAM）との試合を振り返っている。

　グラウンドで下から攻め続けるも朝倉にエスケープされ、上から肘を落とされる展開にもなっていたクレベル。試合は1－2の判定で惜敗した。

「ちょっとどうしたの？　眠いの？」と仲良しの“磯部師範”はすぐに異変に気が付いた。映像に登場したクレベルの目の下には大きなアザとクマが。自身の負けを受け入れられず5日間、よく眠れていない状態だという。試合後は家族でディズニーランドに。その後も観光のスケジュールを組んでいたが気分が乗らずキャンセルしていたようだ。

　会見後は「勝利を盗まれた」と判定への不満を口にし、怒りをあらわにしていたが、この映像では怒りというよりも憔悴しているような状態だった。

　クレベルは「まだ今でも信じることができない。皆が私の事を素直に負けを認めないと言うけど、でも本当に私は負けを受け入れることが出来ない。別に朝倉だからという訳ではない。どんな負けでも受け入れられない。いつも言うように私には負けるという事が大変なこと。ゲームなど他の事では全然気にしない。でも試合だけは別。なぜなら私はそれに人生を賭けているから。私は100％それで生きている。だから私にとっての試合の負けはとても大変なこと。私は試合で勝ったと思った」と心境を口にした。