ディズニー&ピクサー『星つなぎのエリオ』冒頭3分の本編映像解禁 宇宙に思いをはせるきっかけのシーン

ディズニー&ピクサー最新アニメーション映画『星つなぎのエリオ』が1日に日本で公開され、週末の動員ランキングで洋画作品としてNo.1の大ヒットスタートを切った。5日には、冒頭約3分間の本編映像が解禁された。

『星つなぎのエリオ』の冒頭約3分間の本編映像が解禁された【写真:(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】
『星つなぎのエリオ』の冒頭約3分間の本編映像が解禁された【写真:(C)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.】

両親を失った独りぼっちの少年・エリオのファンタジー・アドベンチャー

 ディズニー&ピクサー最新アニメーション映画『星つなぎのエリオ』が1日に日本で公開され、週末の動員ランキングで洋画作品としてNo.1の大ヒットスタートを切った。5日には、冒頭約3分間の本編映像が解禁された。

 本作は、両親を失った独りぼっちの少年・エリオ(声:川原瑛都)が、さまざまな星の代表が集う“コミュニバース”に招かれ、孤独なエイリアンの少年・グロードン(声:佐藤大空)と出会い冒険する中で、ありのままの自分を受け入れていく姿を描いた感動のファンタジー・アドベンチャー。

 解禁されたシーンは、エリオが宇宙に心を奪われるきっかけを描いた重要な場面。両親を亡くしたばかりの幼いエリオは、突然親代わりとなった叔母・オルガ(声:清野菜名)に連れられ、かつて家族でよく訪れていた航空宇宙博物館に足を運ぶ。しかし、楽しいはずの場所でエリオの心は沈み、両親の面影を追いかけるように展示室へと迷い込んでいく。そこで、1977年に打ち上げられた無人惑星探査機ボイジャーと運命的な出合いを果たす。

 宇宙のどこかにいる未知の生命体に“地球からのメッセージ”を届けるため、ひとりで広大な宇宙を旅し続けるボイジャー。その姿にエリオは孤独な自分自身を重ね合わせ、涙を流す。この出来事が、エリオが「いつかこの広い世界のどこかで自分を理解してくれる“誰か”に出会えるはず」と信じ、宇宙に思いをはせるようになるきっかけとなった。

 その後、エリオの願いは思いがけずかない、星の代表たちが集う夢のような場所“コミュニバース”に招かれることになるのだ。美しくカラフルな“星々の世界”を舞台に、気弱で心優しいエイリアンの少年・グロードンとの出会い、叔母・オルガの温かな愛情、そして困難を乗り越えながら紡がれる冒険の物語が繰り広げられていく。

 劇場には、夏休みを楽しむ小中学生の家族連れから、10代・20代の若者やカップル、女性客など幅広い世代が来場しており、SNS上ではすでに「大きめのハンカチ持っていってください」「最初っから最後まで永遠に泣いてた。しくしくじゃなくて号泣」「エリオみたら子どもたちに会いたくなった」など、“エリオ泣き”とも呼ばれる感動の声が続出。

 さらに、「キャラクターがみんな可愛くて推せる」「グロードンが愛おしい」「グロードンがずっとかわいい」「グライゴン親子尊いです」「クエスタがお気に入り」など、ピクサーらしいユニークで魅力的なキャラクターたちへの支持も高く、「エリオが宇宙に恋をする瞬間に爆泣き。ディズニー作品で一番好き」「映像がめちゃくちゃきれい」「映像がきれいでプラネタリウムみたい」といった映像美への称賛も寄せられている。

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