小日向文世&遠藤憲一「嫌われ監察官」“似てない”兄弟コンビは「うまい具合にかみ合って」

テレビ東京は7日午後8時から、月曜プレミア8「嫌われ監察官 音無一六 炎上の裏の真実」を放送する。警察内部のあらゆる不正を取り締まる監察官。職務を忠実に全うするがゆえに警察内で最も嫌われている監察官だが、天才的な“深読み力”で事件の真相を暴き警察の闇を斬る主人公・音無一六を小日向文世が演じる。これまで5作が放送された人気シリーズが1年2か月ぶりに帰ってくる。

小日向文世と遠藤憲一の「嫌われ監察官」シリーズが帰ってくる【写真:(C)テレビ東京】
小日向文世と遠藤憲一の「嫌われ監察官」シリーズが帰ってくる【写真:(C)テレビ東京】

7日夜放送 「嫌われ監察官 音無一六 炎上の裏の真実」 人気シリーズ第6弾

 テレビ東京は7日午後8時から、月曜プレミア8「嫌われ監察官 音無一六 炎上の裏の真実」を放送する。警察内部のあらゆる不正を取り締まる監察官。職務を忠実に全うするがゆえに警察内で最も嫌われている監察官だが、天才的な“深読み力”で事件の真相を暴き警察の闇を斬る主人公・音無一六を小日向文世が演じる。これまで5作が放送された人気シリーズが1年2か月ぶりに帰ってくる。

 一六の弟でコワモテのタクシー運転手・万丈二六を演じる遠藤憲一をはじめ、第6弾となる今回も豪華出演者が盛り上げる。一六の上司で警視庁警務部長・千住遼子役の田中美佐子、元署長で今は居酒屋店主・二宮満役の小野武彦、前作から一六のもう1人の“相棒”として登場した湾岸東署の刑事・構呂木三花役の堀内敬子といったレギュラーメンバーに加え、今回新たに一六の後輩監察官で謎の死を遂げる飯島多香子役を佐藤めぐみが、一六ら監察官の動きを気に掛ける警視庁副総監・四堂孝文役を尾身としのりが演じる。

 今回の放送に向けて小日向と遠藤からコメントが到着。見た目も中身もまったく似ていない兄弟コンビが今回はどんな活躍を見せるのか。幅広い世代で楽しめるアップテンポなエンターテイメントミステリードラマに期待だ。

小日向文世のコメント

「6作も音無一六を演じていると、セリフ回しや独特の間合いが身についてきて、一作ごとに一六も据わってきたんじゃないでしょうか。同じチームで続けられているので、精神的なストレスがまったくない現場です。

 遠藤くんは強面だけど、とっても優しい人じゃないですか(笑)。一六と二六がもっと膨らんでいくといいなと思うくらい、2人のシーンはとっても楽しかったです。向こうはボケで、こっちはそのボケにいつもイライラしちゃう、その感じが長男と次男という感じで、うまい具合にかみ合っていると思います。

 今作のポイントは、佐藤めぐみさん演じる飯島多香子の存在です。一六にとってまるで娘のような弟子のような存在で、監察官として成長したと思っていた子が、殺された。手をかけた連中の理不尽さやそれに対するイラ立ちとか、『正さなきゃ』という一六の思いが強く感じられると思います。しかも、それが不倫から始まっているという…。一六としてはいつになく、ちょっと心情が入ったような気もします。そして事件を解決していく中で、監察官としての一六、そこに二六と溝呂木さんという3人がひとつになって、まるで相棒のように事件を解決していく、この絡み具合がとても面白いので、ぜひ見て欲しいと思います」

遠藤憲一のコメント

「小日向さんとの兄弟を演じることについては、初っ端、こんなに全然違う顔でいいのかなと思ったけど、逆に容姿が似ていない兄弟っていうのが面白いんじゃないかなと。本当に兄弟みたいな気分になって違和感がなくなった(笑)。

 今までも小日向さんとはポツポツとは共演しているんです。大河でも、刑事モノの連ドラでも。でもこのシリーズは小日向さんがメインの刑事ドラマだから、緊張感の中にもほんわかしたムードがあるので、そこは独特で面白いんじゃないかな。

 自分の役で言えば、俺は刑事じゃなくてタクシー運転手です。そこが面白くてこの作品をお受けしました。事件に関わる設定だけに、油断すると刑事みたいになっちゃうんで、なるべくキメキメでセリフを覚えない、セリフを丁寧におかないように意識しました。でもそうすると今度は口が回らなくなる。これは難しい綱渡りなんですけど、それで雑なしゃべりで素朴な部分が出ればいいなと思っていて、そこだけは刑事みたいにならないように心掛けました。

 刑事ドラマって、事件をグイグイ追っていくような緊張感あふれるものもありますが、このドラマは独特ののどかな雰囲気もあるので、視聴者の皆さんも一緒になって楽しめるんじゃないかなと思います」

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