2月中旬から体調不良で休養していた次長課長の河本準一が2日、MBS『痛快！　明石家電視台』（土曜午後3時）で復帰した。冒頭でMCの明石家さんまはゲストのブラックマヨネーズに断った上で「もう1人、触らなあかんやつがおんねん。ちょっと待っといていただけますか」と言うと、「おかえり!」と呼びかけた。

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　さんま以下出演者が拍手する中、立ち上がった河本は「どうもすいません」と軽く頭を下げた。日焼けした表情の河本に、さんまは「今の状態は？　（自分で）言わへんかったら、俺ら言うてまう。自分から」と確認。河本は「（病気と）お付き合いしながら、進んでいくという…」と蚊の鳴くような声で返し、「声！」「声ちっちゃいよ！」などと周囲から猛烈なツッコミを浴びた。さんまが「今日はあんまり振らへんぞ、お前に」と予告すると、河本は「はい。同期ですし、ブラマヨの話、聞きたいですし」と納得した。

　小杉竜一が「元気になってるやん、だいぶ。ホンマか？　声ちっちゃいボケって普通、思いつけへんやん。すごいノリノリやった」とすでに万全ではと疑った。さんまが「こいつ、（休養発表の）前日までこの番組で大きな声を張り上げて、次の日に俺もニュースで知ったぐらいやねんから」と振り返ると、小杉は「良かった。元気になって」と復活を喜んだ。

　さんまは、河本の相方・井上聡に対し「俺らより心配してなかったよな」と言うと、井上は「構ってほしくて言ってる時とかは分かるんですよ。そうではなかったんで。ほっといたほうがいいんだろうなって」と思いを打ち明けた。さんまは「は～。その精神が素晴らしいと思ってな」と感心したとし、「俺なんか、『ほっといたらええねん』って分かってんねんけど、ほっとかれへん」とアピール。井上は「優しいからね」と口にしたが、プレッシャーのかかる河本は「どうかほっといてください」と懇願した。

　続いて村上ショージが「どこでも顔出したいもんね。付き合いがない結婚式まで顔出す」とさんまがサッカー日本代表・堂安律の結婚式に参列したことをいじると、さんまは「堂安が『来てくれ』言うたんや、アホ！　あれは。堂安が1年前から『どうしても、俺に来てくれ』言われて」と経緯を告白。さんまが1993年のJリーグ立ち上げ時の話に移行すると、河本が「生まれてないですもんね、堂安君」と発言。さんまが「えっ？」と言うと、河本は「すいませんでした」と無抵抗で謝罪した。蛍原徹が「何も間違ってないよ」、アキナ・秋山賢太が「謝らんといてください」と声をかけるなど周囲が過剰にフォロー。小杉だけは「お前、病気を使いこなしてるやないか。ええ加減にせえよ」と河本の対応を計算づくと指摘した。

　河本は6月にパニック障害、うつ病であると明かしていた。