お笑いコンビ・真空ジェシカのガクが2日、都内で行われた『劇場版 ほんとうにあった怖い話～ゾクッ事故物件芸人～』の舞台あいさつに出席した。京極風斗（9番街レトロ）、川瀬莉子、金子智明監督も登壇し、同作をアピールした。

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　映画初主演となったガク。MCから「相方さんからの反応はありましたか？」と質問が飛ぶと、ガクは「スケジュールぎゅっとしたじゃないですか。各章、それぞれ撮影期間が2日間くらいしか取れなかった。相方（川北茂澄）は『イベントだと思ったら、映画撮影だと思ってびっくりした。まさかこの間に映画に出ているとは思わなかった。映画のPRイベントに出ているかと思った』と言っていました」と答えた。相方のなかむらしゅんがオンラインカジノ問題で活動自粛中だった京極は「ウチは撮影中、相方がいなかったですけどね」とボソリ。会場の笑いを誘っていた。

　また、「演じられた役と実際の自分との違いは？」と聞かれたガクは「僕は当て書きしてもらったんでね。そんなに演技するところはなかったですが、僕はエッチをしたい時ときは口で言わずに態度で示します」と回答。続けて、「僕はそもそも演技が初めてだし、映画も初めて、最初の頃は僕の周りは芸人がいなかったので、萎縮してほぼ一言もしゃべらずに演技だけをやっていました。エッチ断られシーンは、スタッフやキャストの皆が仕事の目をしていて、ちゃんとやるしかないと思ってやったら、監督から『もっと、キモくお願いできますか』と言われて、僕はスカしてたんだと思って恥ずかしくなりました」と撮影中のエピソードを明かしていた。

　同作はお笑い芸人たちが主演を務めるオムニバスホラーシリーズのうちの1作。一般投稿で寄せられた事故物件にまつわる3つのエピソードを再構成して描き出した。