『24時間テレビ』ランナーはSUPER EIGHT横山裕、生番組で発表「支援必要とする子どもの力になれたら」 自身の過去も明かす「経済的にも不安の中で」
SUPER EIGHTの横山裕が日本テレビ系『24時間テレビ48』(8月30、31日放送)のチャリティーランナーを務めることが、31日放送の日本テレビ系『ヒルナンデス』(月~金曜午前11時55分)にて発表された。

今年の24時間テレビのテーマは「あなたのことを教えて」
SUPER EIGHTの横山裕が日本テレビ系『24時間テレビ48』(8月30、31日放送)のチャリティーランナーを務めることが、31日放送の日本テレビ系『ヒルナンデス』(月~金曜午前11時55分)にて発表された。
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今年の24時間テレビのテーマは「あなたのことを教えて」。テレビ業界全体の信頼性が強く問われるなか、「誰もが当たり前に自分や他人の尊厳を大切にする社会を実現したい」という願いを込めて番組制作にあたる。
『ヒルナンデス』の木曜レギュラーとして、31日の放送にも出演していた横山。番組前半に、ゲストとして出演していたフリーアナウンサーの羽鳥慎一から名乗り出るように言われ、「俺です!」と一歩前に出て、横山自ら発表。その場で流れた映像では自身の過去を明かした。両親が幼い頃に離婚し、母がパートとスナックで働いていた。横山も中学卒業後は、弟もいる生活を守るために建設会社に就職しながら、アイドル活動と両立する中で母が亡くなってしまう。2人の弟は養護施設に入るしかなく「どうしようもなかったですね」と過去を振り返っていた。
横山は「子どもの頃、経済的にも不安の中で生きていました。そういう境遇の子どもたちが今の時代もたくさんいるんだということを、僕が走ることによって知ってもらうだけでも意味があると思います」とコメントを発表した。
「僕ひとりの力で社会を変えられるなんておこがましいことは思っていません。でも、僕が走ることで、今、支援を必要としている子どもたちに少しでも力になれたら、ご覧いただく皆さまの心にも少しでも響いたら、こんなにうれしいことはないです。思いが届くように一生懸命走ります。どうぞよろしくお願いします」
また今年の24時間テレビチャリティーマラソンは、横山の思いを受けて、目的別募金「マラソン子ども支援募金」を開設することも明らかとなった。24時間テレビ公式ホームページやランナーが走っている間に画面に表示されるQRコードから募金に参加することができる。寄付金は全額、支援を必要とする子どもたちのために役立てられる。詳細はHPなどで追って発表される。
1992年(第15回)以来、長きにわたり「24時間テレビ」の風物詩だったチャリティーマラソン。今年のチャリティーマラソンは、ランナー1人によるマラソン企画での挑戦となる。走る距離は、練習を兼ねて決定するとのことで、詳しい挑戦内容は後日発表予定だ。
なお、横山は2011年と14年にグループでメインパーソナリティーを務めた。
