【RIZIN】朝倉未来に敗戦のクレベル、判定にブチギレ「勝利を盗まれた」「喧嘩をしたい」「彼自身もわかってるはず」
第15試合のメインカードでは、クレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)が朝倉未来(33=JAPAN TOP TEAM)に1-2の判定で敗戦した。試合後に会見に登壇したクレベルは「盗まれた勝利だ」と判定結果にブチギレた。

RIZINも批判「声援が要因になっている」
格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(27日、さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPVで全試合生中継)第15試合 RIZIN MMAルール:5分×3R(66.0kg)
第15試合のメインカードでは、クレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)が朝倉未来(33=JAPAN TOP TEAM)に1-2の判定で敗戦した。試合後に会見に登壇したクレベルは「盗まれた勝利だ」と判定結果にブチギレた。
怒りが収まらなかった。通訳を通して「勝利を盗まれた。朝倉のことは選手としてリスペクトしているが、今夜の結果は本当に盗まれた勝利だ」とまくし立てた。脚を大きく広げ、報道陣に息遣いが聞こえるほどの態度で憤りをあらわにした。
「今夜、朝倉はベッドに寝転がった時に落ち着いて眠ることはできないだろう。彼自身も自分が負けたというのは分かっているはずだ」とにらみつけ、「自分はBreakingDownでも、明日でも、道でももう一回彼と再戦したい。喧嘩をしたい。道場に殴り込みに行ってもいい」とブチギレた。
RIZINに抗議文を出すかという問いには、「それをするかは分からないが、この判定について納得していない」としたうえで、「RIZINはリスペクトしているし、何年間も一緒に仕事をしてきたが、今回の判定は試合ではなく、ファンの声援とか他の部分が要因になっていると思う」と運営も批判した。朝倉との再戦を希望し、最後は「殺す」とまで言い切った。
プレスルームの後方では、セコンドを務めていたライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザに抱きかかえられた自身の子どもが不思議そうな顔をして壇上のクレベルを見つめていた。
