【RIZIN】朝倉未来、平本蓮へ「注射の仮病ニキはどこでなにしてるの?」…次戦は「ケラモフやろうぜ」 クレベル撃破でタイトル戦線生き残り
メインカードは、朝倉未来(33=JAPAN TOP TEAM)がクレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)との4年ぶりのリマッチに2-1の判定で勝利。5月の鈴木千裕戦に続き、元王者に2連勝で高らかに完全復活を遂げた。試合後は平本蓮を煽り、クレベルとの3度目の対戦を呼び掛けた。

メインカード
格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(27日、さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPVで全試合生中継)第15試合 RIZIN MMAルール:5分×3R(66.0kg)
メインカードは、朝倉未来(33=JAPAN TOP TEAM)がクレベル・コイケ(35=ボンサイ柔術)との4年ぶりのリマッチに2-1の判定で勝利。5月の鈴木千裕戦に続き、元王者に2連勝で高らかに完全復活を遂げた。試合後は平本蓮を煽り、クレベルとの3度目の対戦を呼び掛けた。
何度も仕掛けられたクレベルのタックルをしのぎ、立ち上がっては打撃を当てた。最後まで両者の意地がぶつかり合ったまま勝負の行方は判定へ。朝倉が2-1の判定で勝利をものにした。
両者の”初戦”は21年6月の「RIZIN.28」。当時は朝倉が2Rでクレベルに三角絞めを極められ、失神状態で一本負けを喫していた。リマッチを切望し雪辱に燃えていた一戦に勝利した。
試合後はマイクを握ると、「やったぞ! 格闘技最近勝ったり負けたりだったんですけど、諦めずにやってたからいいことあるよね。クレベルもう1回やろうぜ、1-1だろ」と3度目の対戦を呼びかけた。
さらに「注射の仮病ニキはどこでなにしてるの? 一回列並び直せよ」と平本蓮を挑発。「次ケラモフやろうぜ」と一度敗れたヴガール・ケラモフとの再戦も呼びかけていた。
朝倉は昨年7月の「超RIZIN.3」で平本蓮に敗戦し現役を引退。しかし、格闘技への強い思いからカムバックを決意し、5月の復帰戦では前RIZINフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に3R・TKO勝利をあげた。736日ぶりの勝利に会場の東京ドームは熱狂し、自身も「ここから新しい章を始めたい」と手応えを明かしていた。
榊原信行CEOも「今の未来は無敵」と語り、年内に現フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフが持つタイトルの挑戦者に指名する可能性も示唆していた。朝倉は、20年11月の初代フェザー級王座決定戦で斎藤裕に敗れ、王座獲得に失敗。23年7月の「超RIZIN.2」のRIZINフェザー級王座決定戦でもヴガール・ケラモフに一本負けした。悲願のタイトル戦線に生き残った。
