【RIZIN】パチンコでマイナス数百万円…“パチンカス”ファイターが「喧嘩祭り」でタコ殴り激勝 GP1回戦突破で「ボーナス欲しい!」

第3試合で伊藤裕樹(ネックス)がエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)に3-0の判定勝ちを収めた。

伊藤裕樹(左)が、エンカジムーロ・ズールーを下す【写真:山口比佐夫】
伊藤裕樹(左)が、エンカジムーロ・ズールーを下す【写真:山口比佐夫】

第3試合

格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(27日、さいたまスーパーアリーナスタジアムバージョン/ABEMA PPVで全試合生中継)第3試合 RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント 1回戦 RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)

 第3試合で伊藤裕樹(ネックス)が、エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ)に3-0の判定勝ちを収めた。

“喧嘩祭り”の名にふさわしいタコ殴りだった。3R終盤、やや動きの落ちた南アフリカの雄に対して、伊藤のエンジンに火がついた。得意の打撃を当ててダメージを削ると、終了間際にはパウンドの連打。TKO寸前まで追い込んだ。

 伊藤は試合前に、パチンコで数百万円負けていることを明かしていた“パチンカス”ファイターとしても知られる。このトーナメントの賞金は2000万円。試合後のマイクでは「ボーナス欲しい!」と絶叫。「2回戦名古屋、俺の地元バチバチ盛り上げるんで! フライ級グランプリ俺に任せてください!」と豪語していた。

 フライ級トーナメントは10人が参戦。1回戦は5試合が行われるが、準決勝に進めるのは4人。5人の勝者の中からファンや、記者の投票によって1人が脱落する。

次のページへ (2/3) 【写真】判定勝利に喜び爆発の伊藤裕樹
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