ダウンタウン浜田「本当にびっくり」 『プレバト!!』放送500回で語った本音と番組の歩み

MBS・TBS系『プレバト!!』(木曜午後7時)が、8月14日の放送で記念すべき第500回を迎える。MCを務めるダウンタウン・浜田雅功と、MBSの清水麻椰アナウンサーが囲み取材に応じ、喜びを語った。

囲み取材に応じたダウンタウンの浜田雅功とMBSの清水麻椰アナ【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材に応じたダウンタウンの浜田雅功とMBSの清水麻椰アナ【写真:ENCOUNT編集部】

8月14日の放送で記念すべき第500回を迎える

 MBS・TBS系『プレバト!!』(木曜午後7時)が、8月14日の放送で記念すべき第500回を迎える。MCを務めるダウンタウン・浜田雅功と、MBSの清水麻椰アナウンサーが囲み取材に応じ、喜びを語った。

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 人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施。人気コーナー「俳句査定」のほか「いけばな」、「水彩画」、「消しゴムはんこ」など様々なジャンルの査定を実施。ゲストには事前に、お題に沿った作品を作ってもらい、その出来栄えを専門家に査定してもらう。“才能アリ”、“凡人”、“才能ナシ”の査定結果とともに順位を発表し、ランキング戦を競う。先生に実力を認められたゲストは「特待生」に昇格し、昇格試験でランクアップを目指す。芸能人の真剣勝負と隠された才能が垣間見えるカルチャースクールバラエティー。

 番組開始から13年目。500回という節目について、浜田は「500回もやってたんやっていう感覚ですね、今は」としみじみ語るも、「どうしていきたいかっていうのは全くないです」とあっけらかん。

「出てくれる人のレベルがものすごく上がっていて、結果的に主役は出てくれる人たち。僕、何もしてないんですよ。俳句にしても絵にしても。ただすごいなあと褒め称えるだけの役です。この先どうしたいっていうのはあんまり考えてはいない。みんなが楽しんでもらえれば」と、自身の立ち位置を控えめに語った。

 これまでの放送の中で印象に残っている回や出演者を問われると、「500回ですよ。覚えてるわけない」と笑いを誘いながらも、「いろんな人が出てくれましたけど、やっぱり梅沢富美男さんじゃないですか」と、番組の象徴的な存在として名前を挙げた。「新しく出てくれた人の中にも、『こんな才能あるんやこの子』って驚かされることも多いです」と、芸能人たちの“隠れた実力”に感心することも多いという。

 長く番組が愛されてきた理由については、「それは多分ですけど、清水(アナ)じゃないですか」と即答。清水アナが「いやいや、絶対に違いますよ」と否定する中、浜田は「コーナー終わりで裏にはけるときに、めちゃくちゃ物を食うんです。裏で『お前、食い過ぎやな~』とか言いながらやってると、またちょっとテンション上がって、僕もここに戻って来られる。この人の力も大きいと思いますよ」と、息の合った掛け合いを見せた。

 これまで「ぬか漬け」「編み物」「書道」「黒板アート」「トーストアート」など様々な査定が行われてきたが、浜田が挑戦する可能性については「もし僕が俳句なり絵をやるときは最終回やと思ってます」と断言しつつ、「トーストぐらいやったら簡単にできそう……いや、あれはあれで難しいけど。色鉛筆は無理やな」と冗談交じりに語った。

 芸能人たちの真剣勝負の場面では、MCとして気を配っていることも。「良かれと思ってツッコむこともあるけど、終わってからムッとされて帰られる方もいるんじゃないかなって心配になることもあります。でも、言わないといけないこともある。言ってはいけないことを言ったつもりはないと思うけど、編集される覚悟で言うこともあります」と、率直な思いを明かした。

 番組が変遷してきたことについては、「最初はこの形じゃなかった。よく続いたなと思います。最初、和田アキ子さんと梅沢富美男さんが出てたんですよ。そこから書き順とかいろんなことを経て、今の形になった。途中で終わってもおかしくなかった。俳句に目をつけたところから、ここまで来たっていうのは本当にびっくり」と振り返る。

 今後については、「若い人だけじゃなくて、年配のゲストの方も『楽しかったね』って言って帰ってもらえるように、最初の頃からやってるつもりです。『また来たいな』と思ってもらえるのが一番ありがたい」と、変わらぬスタンスを語った。

次のページへ (2/2) 【写真】『プレバト!!』スタジオセットや囲み取材会の様子
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