84歳・横内正が6度目の『リア王』 盟友・田村亮は6年ぶりの共演「いろいろチャレンジしようと思う」

俳優の横内正が24日、主演・上演台本・演出を務める舞台『リア王2025』の制作発表記者会見に登壇。今月1日に84歳を迎えたなかで、「再び『リア王』に挑戦することになりました」と語った。

舞台『リア王2025』の制作発表記者会見を実施【写真:ENCOUNT編集部】
舞台『リア王2025』の制作発表記者会見を実施【写真:ENCOUNT編集部】

『リア王2025』は9月4日から5日間にわたって開催

 俳優の横内正が24日、主演・上演台本・演出を務める舞台『リア王2025』の制作発表記者会見に登壇。今月1日に84歳を迎えたなかで、「再び『リア王』に挑戦することになりました」と語った。

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『リア王2025』は、英国の劇作家・詩人であるウィリアム・シェイクスピアの作品『リア王』を、横内が上演台本・演出する舞台。台本訳は文化功労者であり英文学者・演劇評論家の小田島雄志氏(東京大名誉教授・東京芸術劇場名誉館長・日本演劇協会理事)の翻訳作品(白水社刊)を使用する。

 昨年大好評のうちに幕を閉じた本公演が第8弾を迎え、今年9月4日~8日の5日間、三越劇場にて全6ステージ(+プレビュー)が行われる。

 今月1日に84歳を迎え、6度目のリア王を演じる横内は、「どういうわけかいつも夏になりますと『リア王』という流れになりまして、(初演の)2016年から10年が経ち、再びリア王に挑戦することになりました」と語った。

 司会を務めたフリーアナウンサーの笠井信輔氏から、「初めての方の個人レッスンはどんなところを意識して指導しているのか」と尋ねられると、「シェイクスピア(の作品)は言葉が第一優先というか、一言一句きちっと発声することが僕が皆さんに求める原点。それにつながって感情をそこに上乗せして、露出していくというか。第一にあるのは、お客様の全ての方たちにしゃべっている中身を伝えないといけない。それを皆さんにお願いしているだけの話で、こみ入ったややこしい話をレッスンで言ってはいませんよね?」と笑った。

 横内正シェイクスピアシリーズ6年ぶりの出演で、ケント伯爵役を演じる俳優の田村亮は「シェイクスピアは3度目。役が代わって初めての役。いろいろチャレンジしようと思っています」と意気込みを語った。

 記者会見には全キャスト47人を代表して、横内、田村の他に一色采子、大沢逸美、敷村珠夕、阿部快征、上仁樹、橋本禎之、青木玄徳、湯江タケユキ、清水よし子、中丸新将、大鶴義丹、三浦浩一が参加した。

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