夢グループ・石田社長、アルツハイマー型認知症発症を公表した橋幸夫の近況報告「病状がよくなることは非常に厳しい」
株式会社・夢グループ代表取締役の石田重廣氏が23日、本社で行われた俳優デビュー会見に出席。夢グループの所属歌手で昨年の暮れに医師から「アルツハイマー型認知症」と診断を受けたことを公表した橋幸夫の近況を報告した。

宮藤官九郎氏脚本の第5話『夢の一発屋 ―モグリズムI―』に出演
株式会社・夢グループ代表取締役の石田重廣氏が23日、本社で行われた俳優デビュー会見に出席。夢グループの所属歌手で昨年の暮れに医師から「アルツハイマー型認知症」と診断を受けたことを公表した橋幸夫の近況を報告した。
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石田氏は、ドラマ『笑ゥせぇるすまん』(全12話を3週に分けてPrime Videoで独占配信、制作:テレビ東京、FCC)で俳優としてデビューすることを報告。石田氏が出演する第5話『夢の一発屋 ―モグリズムI―』は、25日から配信開始となり、橋が友情出演する。
石田氏は、舞台袖から橋の歌唱ステージを見守るシーンを振り返り、「物忘れが多くなって困ったのは、自分が歌い終わっても舞台袖に行かないんです」とコメント。「僕たち(夢グループ)のコンサートでも同じで、いつの間にか歌い終わってもずっと立っている習性がある。『俺は歌いたいんだ』『まだ歌っていない』と、そんなのが始まるんです。歌い終わった時、いかに袖の方に歩かせるか、あのシーンが一番大変だったね」と撮影の裏側を明かした。
記者が「橋さんから演技のアドバイスはあった?」と尋ねると、「橋さんはライバルとはあまり話さない。お芝居に関しては、いっさい僕には話しかけてきませんでした。僕のシーンを見ようともしなかった。僕をライバルだと思っていたんだなと思います」とにやり。「『社長こうしたほうがいいぞ』とアドバイスされても、僕は不器用ですからできない。自分流のやり方しかできないんです。それを橋さんは分かっていたんじゃないでしょうか」と話し、「逆に僕は橋さんのシーンをしっかり見ていて、ハラハラドキドキしました」と笑った。
橋の近況については、「10日に3回、会っています。病状がよくなることは非常に厳しい」と言及。「暑いところで無理をして外に出したり、活動をして万が一脱水症でも受けたら、橋さんにもよくないし、みなさんに心配をかけるので、涼しくなるまで我慢。耐えていただこうと思っています」と述べた。
