山下達郎、Netflix『ポケモンコンシェルジュ』主題歌を担当 妻・竹内まりやから“バトン”
シンガー・ソングライターの山下達郎の新曲『オノマトペISLAND』が、Netflixが株式会社ポケモンと共同で製作するポケモンの完全新作ストップモーション・アニメーション、Netflixシリーズ『ポケモンコンシェルジュ』の新エピソード(5~8話の全4話)の主題歌に決定したことが22日に発表された。

山下も感謝「素晴らしい企画に参加させていただき」
シンガー・ソングライターの山下達郎の新曲『オノマトペISLAND』が、Netflixが株式会社ポケモンと共同で製作するポケモンの完全新作ストップモーション・アニメーション、Netflixシリーズ『ポケモンコンシェルジュ』の新エピソード(5~8話の全4話)の主題歌に決定したことが22日に発表された。
「1000人の中の1人に選ばれた」 成金イメージが先行する有名社長の“本当の顔”
『ポケモンコンシェルジュ』はポケモンたちがお客さまとして訪れる南の島“ポケモンリゾート”を舞台に、新米コンシェルジュとして働くハル(声:のん)と相棒のコダックが、ポケモンたちと触れ合いながら成長していく温かな物語。2023年の12月に1~4話が配信され、大きな話題を呼んだが、今回はそれに続く新エピソードとなり、9月4日よりNetflixにて世界独占配信される。
『オノマトペISLAND』は本作のために山下が新たに書き下ろしをした楽曲で、晴れやかな歌声とメロディーが特徴の、心だけでなく耳をも癒やすようなハートウォーミングなナンバー。
『ポケモンコンシェルジュ』の1話~4話の主題歌は竹内まりやが担当し、『君の居場所(Have a Good Time Here)』を書き下ろしていたが、妻の竹内からバトンを受け取る形で山下が主題歌を担当、新エピソードに華を添えた形となる。
22日に解禁された予告編では、ハルとコダック、おなじみの面々はもちろん、トドグラー、コリンク、レントラー、ウインディといった新たに登場する個性豊かなポケモンたちの生き生きとした様子や、波乱のドラマを感じさせるシーンが垣間見える。
山下は「ポケモンと、ドワーフスタジオのコラボを、Netflixで、という、素晴らしい企画に参加させていただき、ありがとうございました。1日に1チーム4秒、8チームでもやっと30秒という、とてつもない労力が費やされた映像に応えられるような作品をと、がんばって作りました。私にとってのポケモンのイメージは、オノマトペという一語に集約されます。不安な時代を少しでも明るく、という願いを込めて」とコメントを残した。
なお、山下は今年デビュー50周年を迎えており、1983年~93年にかけて発売されたMOONレーベルのアルバム6作品をアナログ盤とカセットで再発売している。“TATSURO YAMASHITA MOON VINYL COLLECTION”と名付けられた同シリーズ、5月には「MELODIES」、6月には「BIG WAVE」がリリースされているが、いよいよ7月23日は「POCKET MUSIC」が発売となる。
「POCKET MUSIC」は86年4月23日に発売された山下通算8作目のオリジナルアルバム。レコーディング技術の進歩の中、デジタルレコーディング、コンピューターミュージックとの格闘から生み出された内向的で知的な作品が並ぶ高水準のポップアルバム。『風の回廊(コリドー)』『土曜日の恋人』『THE WAR SONG』など山下の代表曲を収録した名盤となる。
