無類の“外車好き”が国産車にベタぼれ「これが飽きない理由です」 職人技にも脱帽
炎天下で、国産スポーツカーの名モデルがクールな輝きを放った。東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で20日、定例の早朝カーミーティングが開催。「ホンダS2000」をテーマに15台以上が集まり、オーナーたちが交流を深めた。

マセラティ、ポルシェから乗り換えて…
炎天下で、国産スポーツカーの名モデルがクールな輝きを放った。東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で20日、定例の早朝カーミーティングが開催。「ホンダS2000」をテーマに15台以上が集まり、オーナーたちが交流を深めた。
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3連休中日で、朝から強い日差しが注いだ屋外会場。色とりどりのカラーリングで、こだわりカスタムを施したS2000が次々と駆け付けた。
ニュルブルクリンブルーが爽やかな2006年式のAP2型。オーナーの29歳の男性会社員は、実は輸入車愛好家で、ロータス エスプリ V8との2台持ちだ。
「外車好きで、これまでアルファロメオ、マセラティ、ポルシェ、シボレー・コルベットにも乗ってきました。シビック・タイプRは新車で買いましたが、手放しています。長くて2年で乗り換えるのですが、このS2000はもう6年目です」。大学時代の自動車部の先輩から薦められたことがきっかけで、お気に入りの国産スポーツカーに出会った。「今まで自分が乗った車の中では維持費が安いこと、そこまでスピードを出さなくても面白い。街中を走ってもそれだけでも面白い。これが飽きない理由です」と力を込めた。
ボンネットのダクト、エアロパーツ、リアウイング……。こだわりカスタムが印象的な03年式のAP1型。男性オーナーは「(閉鎖された栃木の)高根沢工場で生産された1台です。特に溶接などは手作業で行っていたと思います。職人の技が感じられます」と、笑顔で話した。
クルマ好き同士がコミュニケーションを図る機会を設けようと、毎月第3日曜に行われている定番イベント。次回の8月は「シビック」特集を予定。
