歌手のBoAが、手術を伴う治療が必要な「骨壊死」と診断され、9月から開催予定だった『BoA LIVE TOUR 2025（仮）』の全公演を中止すると、15日に公式サイトで発表された。

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　サイトでは、「2025年9月より開催を予定しておりました『BoA LIVE TOUR 2025（仮）』につきまして、ご案内いたします。BoAは最近膝の痛みが悪化したことにより受診した病院にて、手術をともなう治療が必要な骨壊死との診断を受けました」と報告。

「症状の進行を防ぐため無理な運動、特にダンスのような激しいパフォーマンスを控え、早急に手術を受けなければならないというこの度の診断を受け、手術を受ける運びとなりました」と説明した。

　このため、同ツアーは「やむを得ず中止とさせていただきます」とし、8月に東京で開催される予定の『SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO』への出演も見送ることを明らかにした。

「突然のお知らせにより、ご心配をおかけし誠に申し訳ございません。公演を心待ちにしてくださった皆様におかれましては、多大なるご迷惑をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。ツアーのチケットはすべて払い戻しに対応するとしている。

　BoAは1986年11月5日生まれ。2001年5月30日に『ID;Peace B』で衝撃の日本デビューを飾った。ファーストアルバム『LISTEN TO MY HEART』はオリコンアルバムチャート初登場第1位、そしてミリオンセールスを記録。その後もオリジナルアルバムは6作連続で首位を獲得し、日本におけるアーティストとしての地位を確立した。2009年3月には、アルバム『BoA』で全米デビュー。活動の場をアジアから世界へと広げた。