明石家さんま、過去のギャラ事情を告白 オファー固辞→「3倍出そう」に「わけのわからん」

タレントの明石家さんまが12日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。お笑いタレントの小堺一機がテレビ番組でさんまの助言からギャラアップしたと明かしたことについてコメントした。

明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】
明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】

小堺一機と同じギャラアップの経験も回想

 タレントの明石家さんまが12日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。お笑いタレントの小堺一機がテレビ番組でさんまの助言からギャラアップしたと明かしたことについてコメントした。

 小堺は9日のABC『これ余談なんですけど…』(水曜午後11時10分)で、忙しさと釣り合わない収入に疑問を感じていたころ、プライベートで遭遇したさんまからギャラを聞かれ、正直に答えると「それはないで」と言われたという。小堺は「そうなんだ」と思って交渉すると、いきなり1ケタ上がったと告白した。リスナーから内容が届くと、さんまは「1ケタ上がった」という部分に笑い、「さすが昔のお笑い事務所」とコメントした。

 かつてはビートたけしの指南で、ギャラ増に成功したさんまは、共演の横山玲奈らモーニング娘。メンバーに「お前とこはもうてるらしいけど、(昔は)そんなもんやって。それ(多忙でも薄給)が当たり前のような」と説明。「放送局は『こんだけ渡してるのに、(そちらの)会社がこんなに取っちゃうんですね』って。吉本(興業)の決まりやったからな。いつもオレは留守番電話のテープに『♪ギャラよ~り高い、交通費』って歌を歌い続けて」と回想して笑わせた。

「それで30歳になった時に会社に『やめる』って(退社を)言いに行ったんですね」と振り返り、「そんなら、小堺と一緒でとんでもなくギャラが上がってしまうという。『上げられるんやないかい!』(って)」と同様の経験もあるとした。

 また、さんまは「ある番組を断ったら、会長と社長に囲まれて『何でこれ断る?』って。『やりたくありませんから』って言って。車の中で真ん中に挟まれて。『ナンボ欲しい?』『いや、お金の問題じゃないです』『わかった、わかった。倍か?』『違います。“お金の問題やない”言うてるんです』『よし、3倍出そう』って、わけのわからん。『3倍出せんのかい!』っていう。そういう時代がちょっと違う芸人たちの話なんですけどね。そんなもんでした」と笑った。

 小堺については「長い付き合いになって、本当にうれしい。同じ時代に関根(勤)、小堺と生きられた。このお笑いのね、これはうれしい」と言葉を送った。

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