「再現度が凄い」 リアルすぎる『地獄先生ぬ~べ~』“最強の武器”に驚きの声「誰にもマネできない」
「ダンボールとは思えない」──。ネット上で注目を集めているのは、ンボール@ダンボールアート(@NBO26551241)さんが制作した、『地獄先生ぬ~べ~』の“鬼の手”を再現した立体作品。その圧倒的な完成度に、「めっちゃリアル!」「再現度が凄い」と称賛の声が相次いでいる。素材はすべてダンボール、しかも制作費はわずか数百円。作品に込めた思いや工夫を、制作者本人に聞いた。

制作期間はリテイクを含めておよそ1か月
「ダンボールとは思えない」──。ネット上で注目を集めているのは、ンボール@ダンボールアート(@NBO26551241)さんが制作した、『地獄先生ぬ~べ~』の“鬼の手”を再現した立体作品。その圧倒的な完成度に、「めっちゃリアル!」「再現度が凄い」と称賛の声が相次いでいる。素材はすべてダンボール、しかも制作費はわずか数百円。作品に込めた思いや工夫を、制作者本人に聞いた。
ンボール@ダンボールアートさんは、“鬼の手”の無着色版と着色版の両方をSNSに投稿。その鬼気迫る再現度には、「誰にもマネできないクオリティー」「3歳の子が『おにのて、うごいてる!』と興奮して見てました」など、称賛の声が殺到した。
制作者は、ダンボール会社に勤務する43歳の会社員。ダンボールアート歴は5年になるという。
「元々ぬ~べ~が大好きで、特に鬼の手のデザインは秀逸で立体造形をする身としてはいつか再現したいという思いがあり、ダンボールアーティストとしての鬼の手を作ろうという構想は以前からありました。きっかけは新アニメの制作発表で、そこで奮起しました」
“鬼の手”といえば、主人公・鵺野鳴介(ぬえの・めいすけ)が左手に封印した鬼の力を使い、妖怪や悪霊と戦う“最強の武器”。その異形で力強いフォルムを、いかにしてダンボールで再現したのか。制作で最も苦労したのは「可動部」だったという。
「ダンボールは伸縮しないので関節部分の製作に難儀しましたが曲がるストローをヒントに関節部分にシワを入れて何とかディテールを維持しつつ可動させることに成功しました」
着色については、「色味や質感に関しては新アニメに寄せましたが制作時点ではまだ鬼の手部分の情報量が少なかったので原作や旧アニメも参考にしつつ配色しました」と説明した。
制作期間はリテイクを含めておよそ1か月。材料のダンボールやのりは会社から提供を受け、塗装には手持ちのアクリルガッシュやニスを使用。費用は数百円程度で済んだという。
投稿後、多くのコメントが寄せられた中で特に印象に残っているのは、「ダンボールとは思えない」「鬼の手が実際にあったらこんな感じだろうな」といった声。反響については「再現した身としてはうれしかったです」と喜びを明かした。
情熱と創意工夫から生まれる今後の作品にも期待が高まっている。
