俳優でファッションドラマーの櫻井海音が12日、都内で行われた主演映画『【推しの子】-The Final Act-』の上映後舞台あいさつイベントに出席した。同作にまつわる秘話を明かした。

　アクア役の櫻井は、同作で主演を務めたことを振り返って「本当にプレッシャーというか、ここまで大きな作品、この大きな規模感の中で自分がアクアという役を演じることもそうですし、自分にとっては、映画初主演の作品だった。そこに対する緊張感ももちろんありました」と述懐。

　続けて「今だから話せますけど」と切り出し、「この主演というのをね、マネジャーに告げられたの…インする2日前くらいだった」と告白。他登壇者らが「えーっ!?」と驚く中、櫻井は「恐ろしいでしょ？　（2日前に告げた理由は）分からないんですよ。なんでだったのかマネジャーに聞きたい」と笑った。

　主演と告げられた後に「現場での立ち振る舞いだったり、『どうしたらいいかな』みたいなことを必死に考えた。2日間で（座長としての姿勢などを）作り上げた」と述べた。

　同イベントには、元=LOVEの齊藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずきも出席した。

　同作は、週刊ヤングジャンプで連載された同名漫画を原作とし、全8話で世界配信されたAmazon Originalドラマの続編となる劇場版。伝説的アイドルに転生した子どもたちを軸にした芸能物語が繰り広げられる。今回のイベントは、「さよなら 丸の内TOEI」企画の一環で実施された。