花江夏樹、『鬼滅』炭治郎が「心の支え」 映画最新作の公開に「長く演じているからこそ愛着が沸く」
声優の花江夏樹が11日、都内の増上寺で行われた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(あかざさいらい)』(7月18日公開)の公開直前萬来祈願イベントに登壇。イベントには、出演キャスト13人が集結し、世界中に本作が届くことを祈願した。

最新作が公開間近も「まだ完成したものを見ていない」
声優の花江夏樹が11日、都内の増上寺で行われた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(あかざさいらい)』(7月18日公開)の公開直前萬来祈願イベントに登壇。イベントには、出演キャスト13人が集結し、世界中に本作が届くことを祈願した。
主人公・竈門炭治郎役の花江は、本殿前のレッドカーペットに立ち、「すごくうれしいです。まさか増上寺でこういったイベントをできるとは思っていなかった。ここから見る景色が荘厳すぎて、鬼がこの場にいたら成仏できるんじゃないか、そんな気持ちです」とコメント。待望の最新作で3部作・第一章の公開が1週間後に迫り、「立志編から6年、最初はこんな規模になるとは思っていなかった。いよいよかと、ここまで来たんだぞという感じですね」と感慨深そうに話し、「これもスタッフ、(ファンの)みなさんも含めて、この作品に全集中したおかげだと思っています」と感謝を伝えた。
遊郭編、刀鍛冶の里編、過去のシリーズを振り返り、「毎回毎回、すごい大変で倒しても倒しても強い敵が出てくるから、どうすればいいだって思って……」と話し出すと、嘴平伊之助役の松岡禎丞が「弱気なこと言ってんじゃねえ!」と名せりふを披露して会場は拍手喝采。突然の叫びに驚いた花江は、「えっと、質問はなんでしたっけ……」と戸惑ったが、「一生懸命頑張った結果、炭治郎どんどん成長していくのが、長く演じているからこそ愛着が沸くし、自分も一緒に成長している気がして心の支えになっています」と語った。
今作が作品最大規模の全国452館で上映されることがアナウンスされると、花江は「めちゃめちゃ楽しみです。僕はまだ完成したものは見ていない。試写を断って当日に行こうと思っています」と劇場での鑑賞を予告。「今から席が取れるかすごく心配です。みなさんも頑張ってください。無限列車編の時は大変だった。これはもう戦いです」とチケット争奪戦に備えていた。
花江、竈門禰豆子役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野紘らキャスト陣は、作品のヒットを願い、増上寺に提灯を奉納。イベントには、みに隊士15人も応援に駆け付け、集まったファンとイベントを見届けた。
イベントには、上田麗奈、岡本信彦、櫻井孝宏、小西克幸、河西健吾、早見沙織、花澤香菜、関智一、杉田智和も登壇した。
アニメ『鬼滅の刃』は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴氏による漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、「鬼殺隊」へ入隊することから始まる本作は、2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送が開始された、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開、21年から22年にかけて、『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』が放送・配信された。
