磯村勇斗、役者人生10年で民放連ドラ初主演「自分に務まるのかという不安もあった」

俳優の磯村勇斗が9日、主演を務めるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(14日スタート、月曜午後10時、初回は15分拡大)の制作発表会見に出席。2度目の共演となった稲垣吾郎との撮影エピソードを明かした。

会見に参加した磯村勇斗【写真:ENCOUNT編集部】
会見に参加した磯村勇斗【写真:ENCOUNT編集部】

7月14日スタート『僕達はまだその星の校則を知らない』

 俳優の磯村勇斗が9日、主演を務めるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(14日スタート、月曜午後10時、初回は15分拡大)の制作発表会見に出席。2度目の共演となった稲垣吾郎との撮影エピソードを明かした。

 本作は、脚本をNHK連続テレビ小説『あさが来た』やNHK大河ドラマ『青天を衝け』などを手がけた大森美香氏が担当する完全オリジナルストーリー。独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村)が、少子化による共学化の影響を受けた私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣され、法律や校則では解決できない若者たちの葛藤に向き合っていく学園ヒューマンドラマとなっている。

 磯村は、舞台『ハリーポッター』が上演中で会見を欠席となった稲垣のパネルを持って登場すると、「魔法使いで忙しいのでね」と笑顔。民放連続ドラマで初めて主演を務めることについては、「このタイミングで、ちょうど役者を始めて10年がたつ。その節目で主演をやらせていただくのはうれしい気持ちがある」と喜びをかみしめ、「最初は自分に務まるのかという不安もあったのですが、プロデューサーさん、制作のみなさんが託してくださったということはしっかり受け止めて、ドラマの中で返していきたいと思いながら今撮影しています」と語った。

 学園の理事長役を務める稲垣とは、映画『正欲』(2023年)以来の共演。稲垣からメッセージVTRで「お芝居がすてきな俳優さんで、またご一緒したいと思っていたので、うれしく思っています」と言葉が送られると、磯村は「非常にうれしいお言葉をいただきました」と感激した。

 稲垣との共演シーンについては、「健治と理事長の間柄が、どこかなにかありそうなものを残しながら毎回シーンが終わっていく。吾郎さんのミステリアスな部分と目の鋭さ、理事長として存在感がすごいです」とコメント。第1話の模擬裁判シーンを振り返り、「重要なシーンなんですが、その日が稲垣さんのクランクインの日だった。台本が何ページもある長いシーンで、ほとんど理事長の長せりふ。いざ初日を迎えた時、完璧に理事長としてその場に立って、せりふを言っていくのを見て、やっぱり稲垣さんはすごい。これがスターか。ずっとスターですけど、僕の中でより大スターになりました」とリスペクトした。

 会見には、ヒロイン・幸田珠々役の堀田真由、生徒役の日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥も出席した。

次のページへ (2/2) 【写真】稲垣吾郎のパネルを持ち運ぶ磯村勇斗
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