安田大サーカスのクロちゃんが7日、月曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす!』（月～木曜午後11時30分）に出演。大物芸人に短期間、天才と思われていた経験を明かした。

　リスナーからの「自分って天才と思ったことや、周りから天才とほめられたことはありますか？」という質問に、クロちゃんは「昔、（ABC系）『笑いの金メダル』って言うの（番組）をやってた時に、団長（安田）が振られて、全部変な感じになって、それに対して僕が返す『団長、たまたま調子悪いだけ』とか『この人チェンジ』っていう一言がウケて。そうしたら、くりぃむ（しちゅー）の有田（哲平）さんが『クロちゃんは天才だ』って言い始めて」と説明した。

「『天才だから』ってことで、何か分かんないけど、そっからご飯連れて行ってくれたりとか、服屋さん紹介してくれたりとか、いろんなことして（くれて）て」と有田が能力を買ってくれたという。しかし、「半年経ったタイミングぐらいで『お前うそついたな。全然天才じゃないじゃないか！』ってメチャクチャ怒られたの。勝手に有田さんが俺のこと天才だって言って、けど、『実際付き合ってみたら全然違った』っていうので怒られたんだけど。そん時は、半年ぐらいはすげえ、かわいがってもらって」と才能を見抜いたと思った有田が、勘違いだったと気づいたとした。

　我が家・坪倉由幸が「でも、ホントに（天才だと）思ってんじゃない？」と聞くと、クロちゃんは「けど、それからは全然遊んでくれなくなった」と暴露。坪倉が笑いながら「バレた？」と言うと、「一言もこっちは言ってないからね。『天才だ』って言われたから、『全然違います』て言ってたんだけど」と返答。坪倉が「あっちが『天才だ』って言って」と確認すると、クロちゃんは「そうそう。結構、（有田の）番組に出してもらったんだけど、やっぱいい感じでできなかったよね、全部ね」と回想した。

　坪倉が「でも、今また思ってんじゃない？　有田さんも。『やっぱりクロちゃん天才だな』って」とフォローすると、クロちゃんは「いや～。思っててくれたらいいけど、何かちょっとそれの話したら、『ハハ～ン』って笑って、全然連絡取らしてくれないけどね」と打ち明けた。坪倉が「だって、今もくりぃむさんの番組、結構出るでしょう？　クロちゃん」と指摘すると、「ちょこちょこね」と肯定。坪倉は「そういうイメージあるし」とした。

　坂ノ上茜が「『天才』って言われて仕事するとき、どういうモチベ（ーション）で行くんですか？」と尋ねると、Kis-My-Ft2・二階堂高嗣が「絶対に外せないわけ？」と続いた。クロちゃんは「そうね」と言い、「藤岡(弘、)さんと一緒にくりぃむさんと（番組に）出た時に、コーヒーを藤岡弘、さんが『とってもおいしい』って振る舞ってくれたのを一か八かで『クソまずい』って言って、変な空気にしたりとか」と自滅した過去を告白。坪倉が藤岡の反応に興味を示す中、クロちゃんは「（藤岡の）しゃべり方は全然変わらなかったけど、『こんなこと言っちゃホントはダメなんだろうな』って。周りがピリッてしてたから」と自覚はあったとした。