映画『国宝』、興収44.8億円に 異例の4週連続で金土日前週比超え…『ボヘミアン・ラプソディ』に並ぶ記録

俳優の吉沢亮が主演を務める映画『国宝』は、公開31日間で観客動員数319万人、興行収入44.8億円を突破したことが7日、発表された。

映画『国宝』が大ヒット【写真:(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会】
映画『国宝』が大ヒット【写真:(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会】

公開31日間で観客動員数319万人を突破

 俳優の吉沢亮が主演を務める映画『国宝』は、公開31日間で観客動員数319万人、興行収入44.8億円を突破したことが7日、発表された。

 同作は、吉田修一氏の同名小説を原作とするヒューマンドラマ。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・立花喜久雄(吉沢)の50年を描いた壮大な一代記。

 公開5週目でもなお、金土日の観客動員数と興行収入が、前週比を超えて伸び続ける異例の数字を記録。東宝配給の作品としては、興行収入を発表している2000年以降、史上初となる見通し。週末観客動員ランキングも、公開3週目、4週目に引き続き、3週連続1位を記録した(※7/4~7/6興行通信社調べ)。また、4週連続で金土日前週比を上回るのは、興行収入135億円を突破した『ボヘミアン・ラプソディ』に並ぶ記録(※興行通信社調べ)となっている。

 6月23日に行われた大ヒット御礼舞台あいさつでは、主演の吉沢と李相日監督が登壇。吉沢は、「この作品が、本当にたくさんの方に愛していただけて、うれしい限りです」、李相日監督は、「末永くこの『国宝』という作品を愛してください。皆さんにとって宝のようになってくれたらと望んでおります」と語り、大ヒットへ感謝。上映時間175分と、ほぼ3時間の長尺だが、口コミでも好感され人気が広まっている。

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