俳優の松山ケンイチが3日、都内で行われたディズニー＆ピクサーが贈る映画『星つなぎのエリオ』（8月1日公開）の七夕ジャパンプレミアにサプライズ登壇し、日本版声優を務めたことが発表された。

　同作は、宇宙が大好きで孤独を抱える少年・エリオが、さまざまな星の代表が集う“コミュニバース”に招かれ、孤独なエイリアンの少年・グロードンと出会い、ありのままの自分を受け入れていく姿を描く感動のファンタジーアドベンチャー。

　プレミアイベントでは、本予告が流れた後に松山がサプライズで登場。場内から拍手が起こり、共演者から「うわ～すごい」と火花も出る演出に驚く声が上がった。

　そんな松山が声優を務めたのは、戦闘種族を率いるリーダーで、復讐（ふくしゅう）に燃える冷酷なエイリアン戦士・グライゴン。演じるにあたって、「あのですね、自分史上、一番の最悪の敵役をやらせていただきました。これ以上ない悪役なので。みなさん、よろしくお願いします」とあいさつした。

　また、松山は「みなさんもオーディションだったんですよね？　（受かったら）超うれしい。すぐに言いたかったんですよ！」と喜びをかみしめた。続けて、「みなさんも、サインもしましたよね？」と守秘義務に同意していたといい、「しゃべったら大変なことが起きるんじゃないかと思って」と緊張もあったと打ち明けて会場を笑わせた。

　イベントには川原瑛都（エリオ役）、清野菜名（オルガ役）、佐藤大空（グロードン役）、野呂佳代（ウゥゥゥゥ役）、マユリカ・中谷（メルマック役）も登壇した。