自販機で160円のコーラ、容量を見てがく然「500ml買えてたやん」 物価高にネットも衝撃
早くも猛暑続きで、飲み物を手軽に購入できる自販機は助かる存在だ。しかし、「他の自販機より安い」と思って買おうとしたペットボトルのコーラに、“わな”が仕掛けられていた。「160円」の値段表示なのだが、よく見ると、容量が350ミリリットルのサイズだったのだ。物価高の実情を改めて感じたというSNS投稿者に話を聞いた。

自販機の“存在意義”も議論に
早くも猛暑続きで、飲み物を手軽に購入できる自販機は助かる存在だ。しかし、「他の自販機より安い」と思って買おうとしたペットボトルのコーラに、“わな”が仕掛けられていた。「160円」の値段表示なのだが、よく見ると、容量が350ミリリットルのサイズだったのだ。物価高の実情を改めて感じたというSNS投稿者に話を聞いた。
介護福祉士で趣味は乗り鉄という、つるみ(@E233_1064)さん。ふと160円の値段が目に留まったが、よく目を凝らすと、ある違和感に気付いたという。
「コーラ他の自販機より安いなと思ってみてみたら…
罠やなw
最近までこの値段で500ml買えてたやん…
物価高やばすぎ…」
嘆きの思いをXにつづった。
「他の自販機より安く、『値段ミスかな?』と思ったらサイズ350ミリリットルでビックリしました。以前までは500ミリリットルで160円で買えたのに、今はサイズダウンでこの値段に物価高を感じました」。世知辛さを痛感したという。
物価の高騰が止まる気配はない。身の回りの日用品に加え、コメをはじめとする菓子や飲料といった食品がどんどん値上げ。消費者の懐事情は厳しくなるばかりだ。
投稿を巡って、自販機の“存在意義”も議論に。環境負荷を考慮すると、全国に数多く設置されている自販機の電力消費は無視できないものがある。「マジでいらんところにある自販機は邪魔」「電気代の無駄」といった意見も寄せられている。
飲料・自販機メーカー各社はギリギリの経営努力を続けており、業界全体が苦境に立たされている。ただ、価格と容量のバランスを見直し、消費者の理解を得られる戦略をさらに模索する必要もあるだろう。それに、国による効果的な経済対策が求められていることも確かだ。
つるみさんは「物価高で企業努力されておりますが、自販機で買うメリットがなくなってきているように感じております。自販機を減らしてもいいのではないでしょうか?」と、疑問を投げかけている。
