『あな奪』最終回目前 北川景子が感謝「この1クールはきっと一生忘れられない思い出に」
北川景子が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『あなたを奪ったその日から』(月曜午後10時)が、6月30日に最終回を迎えるにあたり、北川と共演の大森南朋のクランクアップコメントが到着した。

大森南朋「どれだけ僕が世間のみなさんに嫌われているのか、いないのか…」
北川景子が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『あなたを奪ったその日から』(月曜午後10時)が、6月30日に最終回を迎えるにあたり、北川と共演の大森南朋のクランクアップコメントが到着した。
本作は、食品事故で娘を失った母・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森)への憎しみを募らせ、思いがけず旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐してしまうところから始まる。11年にわたる母の復讐と、親子の愛を描いたヒューマンサスペンスである。
第10話では、旭が美海(一色香澄)こそが自身の実の娘・萌子だと知り、紘海を追い詰める展開に。成長した萌子との10年ぶりの再会を果たした旭は、美海を紘海から引き離し、結城家へ連れ戻した。動揺しながらも「私、お母さんの子でいい」と紘海にすがる美海、そして娘を本来の家族のもとに返すため、あえて突き放す紘海の姿に、SNS上では「つらすぎて涙が止まりませんでした」「今期のドラマで一番心動かされてる」「続きが気になるけど来週で終わるのが悲しい」といった声が相次いだ。放送直後にはXで世界トレンド、日本トレンドともに1位を記録し、怒涛の展開に注目が集まっている。
最終回を前に、北川と大森からクランクアップコメントが寄せられた。
北川のコメントは下記の通り。
「みなさん、1クールお疲れ様でした。連続ドラマって、みんなで作るから楽しいんだな。ということを、毎日感じながらの撮影でした。私が現場で、『こういう芝居がしたいな』と閃いて、監督たちに提案させていただいた際は、みなさんが真剣に聞いてくださり、『じゃあ、こういうライティングにしよう、こういうアングルにしよう』とか、みなさんがうまく切り取ってくださいました。お互いのアイデアを出し合いながら、撮影が進められたこと、毎日感謝していました。
私は、このお仕事を始める前から、テレビドラマを見ることがすごく大好きで、テレビっ子でした。時代も変わり、テレビ以外の娯楽もたくさん出てきていますが、やっぱり、テレビドラマの持つ力やテレビの影響力というものを信じています。みなさんと過ごしたこの1クールは、きっと一生忘れられない思い出になると思います。私のような至らない主演にみなさんがずっとついてきてくださったこと、本当に心から感謝しています。みなさんとまた、ご一緒できるように精進したいと思います。本当にお疲れ様でした!」
大森のコメントは下記の通り。
「お疲れ様でした! ありがとうございました。寒い時期から始まり、ずいぶん長い間この作品に携わってきた気がします。作品としては、重たいテーマではありましたが、北川さんに引っ張っていただき、みなさんに引っ張っていただき、現場では非常に楽しく過ごすことができました。今日で撮影は終わりますが、放送まで、どれだけ僕が世間のみなさんに嫌われているのか、いないのか…、経過観察していきたいと思います! 皆さんもゆっくり休んでください。お疲れ様でした!」
