IMALU、生理との向き合い方語る「ロケ現場でトイレに行けないことも」
タレントのIMALUが25日、プロデューサーのメグ、マーケティングプロデューサーのなつこと共に、パナソニック株式会社くらしアプライアンス社が主催する「女性の健康について考える社員対象ヘルスリテラシー向上イベント」に出席した。3人はポッドキャスト配信ユニット・ハダカベヤとしても活動している。

IMALUら“ハダカベヤ”が女性の健康テーマに熱弁「生理は自然なこと」
タレントのIMALUが25日、プロデューサーのメグ、マーケティングプロデューサーのなつこと共に、パナソニック株式会社くらしアプライアンス社が主催する「女性の健康について考える社員対象ヘルスリテラシー向上イベント」に出席した。3人はポッドキャスト配信ユニット・ハダカベヤとしても活動している。
同イベントは、社内の社員が見守る中、トークセッション形式で実施された。
メグは「初めての経験でしたけど、すごく楽しかったです。あれだけたくさんの方の前でディスカッションさせていただく機会はなかなかないので、貴重で楽しい経験になりました」と笑顔で振り返った。
IMALUは「パナソニックの社員の方々と社内でこうやってお話しするという貴重な経験をさせていただきました。私たちも番組をやっていて、いろんなご意見が届くので、大きい会社さんでも、こういう悩みとか意見っていうのが出てくるんだなっていうのを改めて分かった時間でもありました」と語った。
なつこも「社内の皆さんとアンケートを通じてディスカッションできたのがとても楽しく、タメになりました。もともと社内風土は良いと思いますが、今回のイベントをきっかけに、また新たな社内風土に向けて動き出し出してくれたらうれしいなと思います」と期待を込めた。
また、生理の話題が取り上げにくいことについて、メグは「生理というもの自体が、健康やヘルスケアの一部であるにもかかわらず、どこか“性的なもの”のような扱いを受けている気がします。そうじゃなくて、皆さんが毎日している排泄行為とほぼ一緒。そこを分けずに一緒に考えてもらえるようになったら、言いやすさが出てくるのかなと思います」と答えた。
IMALUも「生理は女性にとって自然なものだし、共に生きていかなければいけない。どう付き合っていくかがとても大事だと思います。番組などを通じて女性の健康課題を考える中で、すごく我慢していたことに気づきました。生理のことを言いづらいっていう方も世の中にはもちろんいらっしゃるとは思うんで、無理に発信していこうとは思わないですが、私たちができることは女性の健康、自分の体とどう付き合うかとか、どういう幸せでいれるかっていうところが手助けできたらいいなと思うので、そういった意味では、生理は絶対外せないテーマなのかなって思います」と力を込めた。
なつこは、社内アンケートの結果にも言及。「300人近い回答のうち、半数以上が『会議中に生理でトイレ行きにくい』と抱えてる人数が相当数いるんだなっていうのは改めて感じました。生理や体調悪いことを腫れ物みたいにしないで、重く捉えないでほしい。浸透していけば、上司、部下、立場が違う人でも言いやすくなるだろうし、同僚だったらさらに言いやすくなると思います。とにかくもっと触れやすいものとして扱えられるような社会になれれば」と呼びかけた。
自身の経験として、今までつらかった出来事について、IMALUは「今日の話でも『会議中にトイレに行けない』という声がありましたが、私の場合はロケの現場で、次にいつトイレに行けるか分からないことがあります」と、現場でのリアルな悩みも打ち明けた。
