NHK鈴木奈穂子アナ、生放送で涙「すみません」 朝ドラの展開に思わず…「計算とかじゃないです」
NHK『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが25日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された連続テレビ小説『あんぱん』の第63回では、空襲の焼け野原で1人たたずむ主人公・のぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れ、4年ぶりに再会を果たす様子が描かれた。『あさイチ』は、2人の感動的な会話に冒頭から鈴木アナが涙を流した。

『あさイチ』恒例朝ドラ受け 第63回はのぶと嵩が4年ぶりに再会、感動的な会話
NHK『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが25日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された連続テレビ小説『あんぱん』の第63回では、空襲の焼け野原で1人たたずむ主人公・のぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れ、4年ぶりに再会を果たす様子が描かれた。『あさイチ』は、2人の感動的な会話に冒頭から鈴木アナが涙を流した。
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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
『あんぱん』の第63回では、のぶは、再会した嵩に教師を辞めたことを伝えた。戦時中、子どもたちを戦争に仕向けてしまったのは私だ、あの子らの大切な家族を死なせて、と後悔の涙を流し、自分は生きていていいのかと話した。嵩は「死んでいい命なんて1つもない」と答えた。また、「正しい戦争なんかあるわけがない。そんなのまやかし……正義なんか信じちゃいけない」と話したが、その後、もし逆転しない正義あるとしたら、すべての人を喜ばせる正義。僕はそれを見つけたい、と話した。何十年かかってもみんなを喜ばせたいとし、そう思ったら生きる希望が湧いてきたと語った。のぶに対しては「生きてくれ」と伝えた。亡くなった次郎(中島歩)のためにもと。その後、嵩がシーソーに1人座る映像もあった。
『あさイチ』では、冒頭、鈴木アナが両手で顔を覆うような仕草を見せると、涙をこらえきれずに「ちょっともう片側の空いたシーソーとか、ちょっと、すみませんもう」と言いながら、こぼれ落ちる涙をふいた。その後、「ああ、今週我慢してたんで、ちょっと」と言うと、大吉が反応。大吉は「だったら我慢するとか言わないで。本番直前、大丈夫ですか? と言ったら『大丈夫、私、泣きませんから』と。始まったとたん……やり方が汚い」と語り、鈴木アナをはじめ周囲を笑いに包んだ。鈴木アナは笑いながら「計算とかじゃないです」と釈明したが、大吉は「ハンカチを持ってなかったもの。そこにあるのに。私、絶対に泣かないと言うから持ってこなかったら始まったとたん、なんも持ってない」と言って、さらに鈴木アナを泣き笑いさせていた。鈴木アナは「大丈夫だと思ったんですよ……違います。計算で無理です」と説明していた。
『あんぱん』は、俳優・今田美桜が主人公・のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じ、漫画家・やなせたかしさんと妻・小松暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。
