俳優の成田凌が24日、都内で行われたTBS系連続ドラマ『初恋 DOGs』（7月1日放送スタート。火曜午後10時）の制作発表に、萩原利久、なだぎ武、野呂佳代とともに登壇。萩原との再共演を喜んでいた。

　同作は、愛犬同士の一目惚れから始まるこじらせ大人3人の国を超えたラブストーリー。清原果耶演じる愛を信じないクールな弁護士と、成田演じる動物しか愛せないこじらせ獣医が、それぞれの愛犬・サクラと将軍の初恋をきっかけに急接近する。そして、そんな2人を韓国財閥のワケアリ御曹司が振り回していく。

　この日は、なだぎと野呂が司会を担当。動物看護師の杉本みちるを演じる野呂は「見ての通り病院一番のベテラン看護師でして、イケメンの察知に長けているという。そんな役です。うわさ好きであったり、皆さんが思った通りの人です」と役どころを説明した。これに成田は「初めて脚本を読んだ時から『この役は野呂佳代でしょ』って誰もが思ったと思う」と口にすると、野呂は「そう言われるのが一番うれしい！」とにっこり。さらに、成田は「初めて監督やプロデューサーと話している時に、『この役誰なんですか？』って聞いたら『野呂佳代さんですよ』って言われて、『まあ、そうですよね』っていうやり取りがありました」と明かすと、野呂は「もう、好き」と照れていた。

　また、イベントでは、キャスト同士による質問コーナーを行った。萩原が「約1年ぶりの共演。この1年で僕変わりましたか？」と成田に問いかけると、「変わらない……」ときっぱり。続けて「シリアスな兄弟をやっていたこともあり、合間もそんなに話さなかった。2人になっても会話は最低限か、しないくらいだった。それありきの今回だから、やりやすくてしょうがない。（前回の共演で）鼻水、よだれ、涙も全部ぶっかけたから、何でも大丈夫って信頼がある。いてくれるとすごくうれしいです」と胸中を明かした。この言葉に萩原は笑顔を見せ、成田の雰囲気の違いに「びっくりしちゃって。初日で3か月分くらい話したんじゃないかってくらいだった。前回はそれくらいシリアスだったので」と驚いていた。

　制作発表には、清原、ナ・イヌ、深田恭子、岸谷五朗も出席した。