トリンドル玲奈、夫への“復讐エピソード”明かす「歯ブラシを洗濯機の横の棚に」
俳優のトリンドル玲奈が、7月7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』(月曜午後11時6分)で、同局の連続ドラマ単独初主演を務める。今作は、整形によって別人として生きる決意をした主人公・伊藤すみれが、かつて自身の人生を壊した元夫と幼なじみに対し、巧妙に復讐を仕掛けていく――。そんな緊迫感あふれる愛憎復讐サスペンス。すみれとタッグを組む謎多きバーテンダー・桐谷ミライをKis-My-Ft2の千賀健永が演じる。今回が初共演となる2人が、取材会でお互いの印象や作品の見どころを語った。

千賀健永はまさかの「千賀」呼び
俳優のトリンドル玲奈が、7月7日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『レプリカ 元妻の復讐』(月曜午後11時6分)で、同局の連続ドラマ単独初主演を務める。今作は、整形によって別人として生きる決意をした主人公・伊藤すみれが、かつて自身の人生を壊した元夫と幼なじみに対し、巧妙に復讐を仕掛けていく――。そんな緊迫感あふれる愛憎復讐サスペンス。すみれとタッグを組む謎多きバーテンダー・桐谷ミライをKis-My-Ft2の千賀健永が演じる。今回が初共演となる2人が、取材会でお互いの印象や作品の見どころを語った。
千賀は、現場でのトリンドルの様子について次のように語った。
「想像以上に、すごく笑う方で、すごく現場を盛り上げてくださっています。僕は撮影の3日目くらいから参加したのですが、すでに現場の空気感ができあがっていました。温かい雰囲気は、“おトリ”――。僕はそう呼んでいるんですけど(笑)、おトリが作っているのかなと思います」
一方のトリンドルも、千賀の現場での様子に感心したという。
「私が一緒に撮影した初日に、スタッフさんの代わりに大きいカメラを持ってメイキングを回していたんです。バラエティーではご一緒したことがあったんですが、お芝居をするのは初めてだったので、寡黙な感じの人なのかと思いきや真逆。盛り上げてくれたり、おすすめの食べ物を教えてくれたりとかして。私は千賀って呼んでます(笑)」
トリンドルが演じるのは、整形前の藤村葵と、整形後の伊藤すみれという2役。整形前の“葵ビジュアル”は、約2時間かけて施す特殊メイクで作り込まれている。
「特殊メイクをすると、気持ちや姿勢まで変わります。見た目はまったく違いますが、私の中では“中身は葵が軸”だと思っています。葵という存在を大切にしながら、すみれとしての人生も演じていけたらと思います」
復讐をテーマにした作品にちなみ、「復讐心を抱いたことがあるか?」という質問には、2人の対照的な答えが印象的だった。
千賀が「ないよね?」と共感を求めると、トリンドルは少し悩みながら、「う~ん、どうだろう……(笑)」とこぼす。そして「ちょっとした抵抗をしたくなることは、たまにあるかもしれません」と笑いを誘った。
さらに、千賀は、幼い頃のかわいらしい“復讐エピソード”を披露。
「弟がいるんですが、すごく頭が良くて、ゲームも弟の方がうまい。『(大乱闘)スマッシュブラザーズ』を一緒にやっていたんですが、20回に1回しか勝てなくて。その時は現実世界でいつ倒してやろうかなって思ってました(笑)」
トリンドルは、夫とのささやかな“いたずら”を明かした。
「夫は穏やかなのであまりケンカはしないんです。ある時、私だけが怒っている感じで全然相手にしてくれないので、もう!と思って歯ブラシを洗濯機の横の棚に置いたことがあります(笑)」

落ち込んだ時の気持ちの保ち方は?
また、感情の起伏が激しい役どころを演じる中で、落ち込んだ時の気持ちの保ち方についても語った。
トリンドルは、「私はけっこう誰にでも相談できるタイプ」と話す。
「特定の人だけに相談すると、自分の全部を知られてしまうような気がして。日々、メイクさんやマネージャーさん、共演者の方など、目の前にいる人にすぐ相談して、その場で解決したくなるタイプなんです」
一方の千賀は、「相談してきてないですね」と苦笑い。
「3日ぐらいすると、忘れちゃってるみたいなこともあります(笑)。それ以上にワクワクすることが目の前にあると、ちっぽけに考えられちゃう。あまり深く追求しないタイプかもしれません」
最後に、ドラマの見どころについて、千賀はこうアピールした。
「すごく没入感のあるドラマです。視聴者の方がすみれの視点に引き込まれて、一緒に復讐しているような感覚を味わえると思います」
トリンドルも、役の感情に共感しながら演じているという。
「私自身、演じながら“これは復讐したくなる”と思うようなことをされます。ただ“やられたからやり返す”という単純な話ではなく、復讐心が芽生える瞬間や気持ちが丁寧に描かれているので、視聴者の皆さんにもきっと共感してもらえると思います」
